今回も検索で僕のブログを訪れてくれた方へのアンサーのような形で記事を書いていこうと思います。
今回の検索ワードは「死ぬしかないのか」
以前こちらの記事でも書きましたが僕の回答は「そんなことはない」というシンプルなものです。
そもそもの話「○○しかない」っていうのはすごく視野が狭いというか思い込みでしかない可能性が高いです。何かの問題を解決するための方法や選択肢が一つなんて事はまずありえない。
もちろん「死ぬしかないのか」と思いつめているほどの方です。おそらく僕が想像した以上の苦しみを味わい辛い思いをしてきた方なのでしょう。お前に何がわかるんだ?と言われたらそれでおしまいです。僕が味わってきた苦しみなんて屁でもないのかもしれない。
それでもやっぱり「死ぬしかない」というたった一つの選択肢しかないのかといえばやっぱりそれは違うと思う。どんなしんどい状況でも何か打開策はあるはず。一人で解決できないなら誰かに相談すればいい。身近な人でも公的な機関でもなんでもいい。
死ぬぐらいならなりふり構わず助かる手段を探そう。誰かに助けを求めよう。ヤバいなら逃げよう。あがいてあがいてあがきまくろう。そういう考えでいれば死ぬ以外の選択肢もあると思えるはず。
人ってどんな時に死にたくなるんだろう?
人が死にたくなる時ってどんな時なんだろうか?ここからは警察庁の資料を基にして考えてみようかと思います。
出典:内閣府自殺対策推進室 警察庁生活安全局生活安全企画課
「平成 27 年中における自殺の状況より」を加工して作成
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/H27/H27_jisatunojoukyou_01.pdf
この資料を見ると自殺の原因は健康問題が一番で、次に経済、家庭、勤務という順番のようです。もちろん年代別、男女別によっても違いはありますが、今回はそこまで深くは突っ込みません。上記の理由をさらに具体的に考えてみました。
- 受験に失敗した
- 就職に失敗した
- 仕事がうまくいかない
- パワハラやいじめにあった
- 10年ぐらい引きこもって家から出れなかった
- 病気で働けなくなった
- 仕事をクビになった
- ものすごく好きだった彼女(彼氏)にふられた
- 借金まみれで返済のめどが全く立たない
確かに上記のような立場に自分がなったらものすごく苦しいと思う。実際僕は引きこもったことと体調崩して仕事をやめたぐらいしか当てはまらないけど、それなりにしんどかった。20代前半で家からほとんど出れない時期があったけどあの時は自分自身が大嫌いだったし将来は絶望的だった。死にたいと思ったことなんて何度もある。
何も知らない人から「そんなの苦しいうちに入らない」なんて言われたら「何がわかるんだ?」と言い返したくるなるかもしれない。自分の未来がお先真っ暗だと思った時の苦しさなんて実際になったことがない人にはわかるはずもない。何が本人にとってしんどいのか、何が苦しいのかなんて他人にはわからないんだ。
だから僕よりもっと苦しい状況、たとえば病気が全然治らなくて働けないとか、仕事をクビになるとか借金でどうにもこうにも首が回らないなんてことにもし自分が陥ったら‥‥‥。想像してもしきれないけどやっぱりつらいし頭の中にチラッと「死」が横切るかもしれない。人によっては死ぬ方がマシだと思うものなのかもしれない。
でもやっぱり‥‥‥。
それでも僕はあえて言いたい。あまちゃんかもしれないしきれいごとなのかもしれないけどやっぱり言いたい。
「死ぬ以外に絶対に選択肢はある。」
仮に就職に失敗したところでそれが人生を決めるのかと言ったらそんなことはないはずです。それは単なる思い込みだし、「希望のところに就職できた♪」と思った人が数年後には「こんなはずじゃなかった」と言って辞める例なんていくらでもあります。
受験に失敗したって別の学校で学べることは沢山あります。取り返しだっていくらでも聞きますよ。自分は志望校に行けなかったかもしれない。でも入ったからそれを覆すぐらい頑張れば元々の志望校に行ったやつを追い抜くことだって可能でしょう。もしかしたら落ちたからこそ見つかった友達や繋がりもあるかもしれません。
仕事がうまくいかないから死を選ぶ?仕事って命より大切ですか??死んでも放り出せない仕事って何ですか?本当に死にたくなるぐらいその仕事が嫌だ、その職場が嫌ならそれはもうあなたにとって向いていない職場なんです。辞めて違う環境に目を向ければいい。
10年引きこもってたら人生終わりですか??人生詰んでますか?そんなことないですよ。そこから少しずつでも外出たり支援機関でカウンセリングしてもらったりしたら前すすめませんか??僕は他人がどーのこーのよりもあなたが自分なりのペースで前に進めているかどうかが大事だと思いますよ。その一歩踏み出せたことを喜びませんか?
病気で働けなくなったら人生終わりですか?もう生きてちゃダメですか?いやっ、絶対そんなことない。病気でどうしても働けないなら生活保護受ければいい。それに対してあーだこーだ言われる筋合いなんてないはずです。まずは体調を治してそれからあなたに自分の実力を発揮してもらう方が社会にとっても有益でしょ。あなたが死ぬより元気になって笑顔で過ごしてくれた方が完全にプラスなんですよ。だからまずは病気を治す方に専念しましょう。
もう一度言うけど死ぬ以外の選択肢は必ずあります。死ぬしかないなんてことありません。確かに生きているとつらいことが多いかもしれない。僕も未来はバラ色なんて無責任なことは言えないです。でもどんな問題にも必ず解決策はあるし抜け道はある。そのことを頭に入れておくだけでも少し生きやすくなるんじゃないでしょうか?
あと本当にしんどかったら逃げましょう。死ぬしかないと思うぐらいなら逃げちゃっていいんですよ。逃げた先で今度やり直せばいいんです。僕はそう思ってます。
なんかまとまらない感じになっちゃいましたが、僕の考えは以上です。あなたが死んだら誰かが悲しい。そのこともお忘れなく。
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
次回もよろしくお願いいたします♪