僕は筋トレを結構長い期間続けています。大体週に4~5日位かけて全身を鍛えるのですが、お仕事で忙しい方などは中々そこまで時間をかけられないという方も多いのではないでしょうか??
人によっては、忙しくて1日5~10分程度しか取れないという人もいるでしょう。そういう方の場合、全身を まんべんなく鍛えるのは難しい作業だあると言えるかもしれません。
では仮に
「時間がなくて1種目しかできない場合どの種目をやればいいのか?」
という質問があったとしましょう。
その場合、僕はなんて答えるでしょうか。答えは決まっております。それは‥‥‥
「スクワットをおやりなさい」
では、なぜスクワットを僕はチョイスしたのでしょうか??当然ですが理由がありますので、いくつか書いていきたいと思います。
①下半身をまんべんなく鍛えられる
人間が生きていくうえで一番大切なのは『下半身の筋肉』です。若いころは筋肉はある程度保てますが、30代以降使わない状態が続くとドンドン筋肉は落ちていきます。
仮に、上半身の大胸筋や広背筋などの筋肉が少なくなってしまっても、それが即生命の危機に関わるわけではありません。ですが、下半身の筋肉の衰えというのは即生命の危機に繋がりますよね?
立ち上がる、しゃがむ、歩く、走る、階段を上る、自転車をこぐなどなど。僕らが日常生活を送る上であらゆる動作をするために、下半身の筋肉というのはなくてはならないものです。特に、お尻の筋肉や太ももの表と裏の筋肉というのはかなり大事になってきます。
それらを効率よく鍛えてくれるのが『スクワット』というわけです。
②実は全身の筋肉にかなり刺激が入る。
スクワット=下半身の筋トレというイメージがあると思いますし、それは間違ってはいません。ですが、実はスクワットの筋肉というのは『上半身の筋肉にも刺激が入っている』種目とも言えるのです。先ほどのスクワットをしている男性の写真で説明しましょう。
今回注目するのは上半身です。この男性の上半身はまっすぐになっていますよね??ここが重要なんですね!というのも、よくあるスクワットの間違いとして『背中が丸まる』あるいは『腰を反りすぎてしまう』ということがあります。
背中が丸まってしまう場合、身体の固さなども原因の一つですが、『背中の筋肉がうまく働いていない』という事も言えます。逆に腰が反りすぎてしまう場合『お腹の筋肉がうまく使えてない』事が考えられます。(ちゃんと姿勢の評価などをしないと断定はできません。)
上半身の前側、もしくは後ろ側どちらかの筋肉が適切に働いていないと姿勢が崩れてしまうという現象が起きるわけです。
逆に言えば、姿勢を保つ上半身の筋肉が前も後ろも適切に働いていれば、姿勢は保たれ、写真の男性のようにまっすぐ伸びた上半身というのを維持できるわけです。
さらに、写真のような姿勢を保つためには肩甲骨を中央に寄せて胸を張る必要があります。その為に使われる筋肉もあるため、かなり上半身にも刺激が入るというわけです。
このように正しいフォームを保つことで、スクワットをするだけでかなり全身の筋肉に刺激が入ります。正確な数字は把握していませんが、『全身の筋肉の7割~8割程度』には確実に刺激が入るでしょう。(下半身の大きな筋肉だけでも5割ぐらいはあるため)
③器具がなくても行える
スクワットの魅力の一つは『器具がなくても行えること』ではないでしょうか?もちろん、ガッツリ脚を太くしたいとか、ジャンプ力を鍛えるための土台作りをしたいというのであれば、重たいものを担いだウェイトトレーニングは不可欠になります。
ですが、健康維持、衰えの予防といったレベルであれば自体重のスクワットでも十分です。正しいフォームでやればかなりいい運動になりますし、やろうとも思えば外出先や旅先のホテルなどでも出来てしまいます。
ただフォームなどはやや注意するべきところが多いので、初めは
『専門家に正しいフォームを習う』ことをオススメします。
聞いて下されば僕もある程度フォームや注意点などは教えることが出来ますが、やはり直接教えてもらった方が覚えは早いです。
筋トレの場合どの種目でもそうですが、正しいフォームでやらないとけがをする場合があります。そこだけは注意してみてください(^^
以上僕が『スクワットをオススメする理由』というのを簡単に書いてみました。
筋トレというと『腕立て』や『腹筋』『背筋』といった部活などでよくやったものを思い浮かべると思います。ですがこれらは全て『上半身の種目』です。上半身の筋肉が必要ないと言うつもりはありませんが、健康的に生きるために優先されるべきなのはやはり『下半身』であると思っています。
もちろん、全身やれるのであれば全身をやった方がいいに決まっています。でもそれがなかなか難しいというのであれば、まず『下半身』を優先しましょう!
身体を動かさなくなった今の時代において『筋トレ』は取り入れるべき選択肢の一つに入れていいと思います。ぜひ『スクワット』だけでもいいので、日々の生活の中に取り入れてみてください(^^
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします!
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良かったらご覧になってみてください(^^