ちょっとタイトルが衝撃的でしたね(笑)いやっ、僕別に自殺したいわけじゃないんですが、本のタイトルを見てとても気になってしまいまして、思わず読んでみたという感じです。
その本がこちら
筆者の川崎さんは東京藝術大学大学院美術研究家を修了し、 作家、編集者として活動している方です。 なぜこんなタイトルの本を書いているのかというと、 川崎さん自身が20代のある時期、毎日のように自殺について考えた時期があったそうです。
死ぬ可能性を探る一方で、どうすれば自殺をしないようにすればいいのかを考え、 実践していたとのこと。ですので、この本は心理学者の方や自殺について研究している学者さんが書いているような本ではありません。
あくまで、川崎さんの実体験を基にしたものであるとご理解ください。 読んでみた印象としてはさらっとあっという間に読めてしまいますね。 自殺という文字が入っているので多少重たい内容になっているのかなと思ったのですが、そんなことは全くないです。
淡々と筆者が実践してきたことを書いているという印象です。 難しい事は書いていなくて、優しい内容で誰でも出来そうなことが書かれています。 これって効果があるのかな?? という正直思ってしまいました(^^;
ただこの本の中でもいくつかの内容は僕にとってしっくりくるものであったり 実はこのいくつかというのがとても大事です。 この過去記事でも紹介しましたが ほとんどの物というのはわずかな部分がとても重要だったりします。
テスト勉強でも全ての部分を暗記する必要はなくて、ある一定の範囲を重点的にやることである程度点数は取れますし、企業の利益の大半はわずかな顧客から生み出されているというというのがデータで示されていたりします。
この本のタイトルは『自殺しないための99の方法』となっていますが、99の方法が全部あなたに合うはずがないんです。
もっと言えば、99の方法のうちあなたにしっくりくるものは10個以下かもしれません。
でもこの10個という少数のものが大切なんです。この少数の部分があなたの考え方や行動に何らかの影響を与えてくれるのであれば、その少数の部分はあなたにとってとんでもない価値があることなんです。
そう考えると僕にとってこの本は価値があったといえるでしょう。
この本も僕がおすすめしている図書館で借りれると思いますので、
まずは一度読んでみてください(^^)