成人を超えてから出会った人に「僕は昔ぽっちゃりでした。二重あごの時もあったんですよ。」というと、決まって、「嘘だ。想像が出来ない」と言われます。
まぁ、そんな嘘をついても何の得にもならないので、信じてください!!としか言いようがないのですが、特に3歳位~10歳位まではポッチャリした子供だったんです。
ただ、子供の時の僕は特に痩せる必要性を感じてなかったんです。というのも、当時の僕はいわゆる『動けるデブ』ならぬ『動けるポッチャリタイプ』
多少お肉はついてるけど、まぁまぁ足も速いし、運動は得意なタイプ。自慢ではないんですが、学校のマラソン大会とかも一桁の順位でしたし、サッカーチームでもレギュラーで試合に出ていたんです。
なので、肉が邪魔だなーとか、痩せなきゃだめだなーと思わなかったんですね。ただ、そんな僕に転機となる出来事が訪れます。
そこで「これは本格的に痩せなきゃヤバい!!」と思ったんですね。このヤバいっていうのは大事だよなーって今でも思います。
僕が痩せなきゃと思ったきっかけ
それは小学校4年生(もしくは5年生)のマラソン大会の時の事です。ちょっと記憶が曖昧ですいません(*_*;
スタート直後。例年であれば上位争いをしていたはずの僕の身体が全然前に進まない。まだそんなに距離を走ったわけでもないのに、息は苦しいし脚もずっしり重く感じて全然動いてくれません。
ドンドンと離れる先頭集団。ただ僕にはなす術がない。苦しい。早く終われ。冬に行われたにもかかわらずダラダラと体中から汗をかきながらようやくゴールのある学校の校庭に到着。
しかも、最後は足の踏ん張りがきかず転がり込むようにゴール(笑)結果はなんと‥‥‥
「50番台!!」
正直この順位でゴールした時僕はショックでした。これまで一桁の順位から落ちたことなかったのにいきなり50番台へのダウン。別に周りが極端に脚が早くなったわけでもありません。原因は僕。僕が圧倒的に遅くなっていたんです。じゃあ、その理由は何か??それは‥‥‥
「太ったからだよ!!!」
理由は明白でした。当時の僕の写真を見てみると、その時はお腹も結構出ていましたし、何より二重あごで顔にはしっかりとしたお肉を装備。昔からポッチャリしていましたがこれでは体は重たいはず。当時は鏡なんてそんな見ませんからね。自分の姿を意識する事なんてまぁめったにない。その結果マラソン大会で惨敗に至ったわけです。
その時初めて思いました。
「こりゃ痩せなきゃやっべーぞ!!!!」
こうしてここから僕が自分の脂肪と向き合う日々が始まったわけです。
その前に何でデブっちゃったのよ??
僕のダイエットの日々を語る前に一つ補足をしておきます。
読者の方の中には、「今までは動けるポッチャリさんだったのになんで急に太っちゃったの??」と思う方もいるでしょう。そう、それまで僕は動けるタイプだったのです。それが4年生になった途端スタミナに影響が出る位まで太ってしまった。そうなるには当然理由があるはずなんですね。もちろん僕はその理由を把握していますので経緯を説明していきたいと思います。
そもそも僕がポッチャリなのは当たり前ですが、食生活が乱れていたからです。まぁ脂っこいものは好きだし、甘いものも大好き。とはいえ、物凄い量を食べる子供かと言われたらそうでもなかった。
ただ、思い当たるのが休みの日。僕はサッカーチームに所属していたのですが、土日に試合がない日には父親と一緒に近くの公園でボールを蹴っていたんですね。それが終わると近くにあるイオン(当時はサティ)で必ずやることがあったんです。それが
『フライドポテト(Lサイズ)&ジュース(Lサイズ)を頼むこと』
だったんです。フードコートにあるお店でそういうこってりしたものを必ず注文してたんですよ。そのせいでサッカーで消費した以上のカロリーを摂取するはめに。そりぁ、太るわと思いますね。当時の僕はそれ位ジャンクなものが大好きだったんです。
さらにそういった日常の積み重ねに加えて、夏休みにもさらに太ることとなります。僕の母の実家は北海道。その年の夏休み、僕ら家族は母の妹家族、つまり僕のおばさんの家族なども含めて北海道を車で旅行したんです。
一周とまではいきませんが、網走行ったり富良野いったりと結構な期間回ったんですね。
その間、車移動ですから運動しません。普段は学校やらサッカーやらでカロリー消費をしていた僕ですが、当然カロリーの消費量は通常よりもかなり低い。それに加えて北海道の飯のうまいことうまいこと。
ステーキ、アイスクリーム、メロン、海の幸などなど。食べ盛りの僕はバクバクむしゃむしゃ食らいつくようにそれらを食べるわけです。運動もしてない癖に(笑)そして食べたら宿とかでゴロゴロして寝るっていうね。猫デブまっしぐらな日々を送ってしまってたんですよね。
そして、夏休みが終わり腹回り、顔回りに立派な脂肪を備えた僕。その状態でさらに食事は変わらずジャンクなものを食す日々。そういえば、僕の時代は土曜日が午前中授業があったりしたのですが、その時はほかほか弁当(略してほか弁)の『唐揚げ弁当』食べてたなぁ‥‥‥(笑)
1個1個のから揚げが大きくてね。確か500円とかだったと思うんですが、近くのほか弁で弁当かって家でふた空けた時のから揚げの存在感は今でも鮮明に思い出せますね♪
今でも揚げ物は好きですが、当時は今以上に揚げてるものに恋してた気がします(^^;
そんな乱れた食生活を送っていて冒頭のマラソン大会に突入しました。ジャンクまみれ油まみれの僕は屈辱まみれの順位へと沈んでしまったというわけです。
どんなダイエットをしたのか??
こうして小学生の僕は「痩せよう」と決意したわけですが、ではどんなダイエットをしたのでしょうか??これはいたってシンプルです。
まず、ジャンクな食生活の見直しです。まぁ、これがほぼすべてと言ってもいい。フライドポテトを食べる頻度もめちゃめちゃ減りましたし、ジュースもあまり飲まなくなりました。
そして、運動をプラスしました。具体的にいうと、朝早く起きてジョギングをする、学校から帰ってきたら縄跳びやジョギングをするといったことを毎日のように行ったわけです。
この時は必死でしたね。なんせ得意なスポーツで屈辱にまみれたわけですから。このままでは次のマラソン大会もヤバいことになる。そのヤバさが僕を奮い立たせてくれたわけです。
その結果、期間は忘れてしまいましたが僕は脂肪をかなり落とすことに成功しました♪
マラソン大会の順位も一桁に戻りましたしめでたしめでたしです♪
二重あごでお腹ポッコリの写真から1年後とかに撮った写真では、二重あごもなくなりお腹もすっきり。ポッチャリでもなくなりましたね。かなり身軽な体へと生まれ変わりました♪
そこからデブになることはなく今まで来ているというわけです。あの時痩せるという決断を下してなかったら今ももしかしたら‥‥‥
まとめ
今回特に理由はなくこの話を書いてみました。まぁ一つ参考になることといえばダイエットする際に自分が「ヤバい!!」って思うこともモチベーションに繋がるんじゃないかなと思うんです。
僕の場合はマラソン大会でとんでもなく順位が下がったからヤバいと思ったわけですが、これが「ヤバい!痩せなきゃ彼氏にフラれる」とか「ヤバい!血圧が高くなってる!」「ヤバい!お気に入りの服が着れん!」とかでもいいわけですよね。
この「ヤバさを自覚する」って事がダイエット成功させる原動力になるんじゃないかなーと当時を振り返って思いました。もし、ダイエットをしようとしてなかなかできないなと感じている人は、「今の自分ヤバい!!」っていうのを何らかの形で自覚するといいかもしれませんよ♪
それでは今回はこの辺です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします♪