今回は僕のブログに検索で来てくれた方へ、アンサーのような形で記事を書いていきたいと思います。
キーワードは「人生はあらかじめ決まっている」です。
人生はあらかじめ決まっているか‥‥‥。うーん、どうなんだろう?っていうのが正直なところですかね。
例えばアラブの石油王の子供に生まれたなら、おそらく金持ちになることはかなり簡単でしょう。一方でメチャメチャ貧乏な国とか劣悪な環境に生まれたとしたら、もしかしたらその状況をどうにかするっていうのはなかなか難しいのかもしれません。
そういう環境で育つと、そもそも目の前にある現実が辛すぎて、「人生を変えてやろう」という気力も出てこないのかもしれない。そう考えると環境とか周りがどうなのかっていうのは人生において重要な要素を占めているのかもしれないなぁって思います。
環境にせいにするなとはよく言われますが、環境はメチャメチャ大事。育った環境や周りにいる人間の影響を人はモロに受けたりするので、そこは否定できないところです。
それでも、人生を良くすることを諦めたくはないと思う
だからといって、
「人生はあらかじめ決まってる。だから何やっても無駄なんだよ」ってすべてを投げ捨ててしまうのは、もったいない気もします。
もちろん、自分だけの力ではどうにもならない部分もあるでしょう。ただ、自分なりにあがいて学んで気づいて行動してみたり、一人ではダメでも誰かと協力してみたりすることで、もしかしたら少しずつでも人生は良くなるのかもしれない、変わっていくのかもしれないと思うんですよね。
「何をしても無駄!まったくどうしようもないよ」って言い切ってしまえるほど、各々の人生が決まりきってしまっているってこともないんじゃないかな?
もちろん、はたから見ていて明らかに理不尽な環境だったり、状態に置かれている人がいることも確かではあります。それでも、全てが決まっているとは思いたくない。だって、それじゃあ希望がないから。
変えられることを変える勇気を持ち、変えられないものを受け入れる冷静さを持つ
かつてラインホールド・ニーバーさんという神学者がいました。そのニーバーさんは次のような言葉を残しています。
神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。
このニーバーの祈りについては結構知っている人も多いんじゃないかな?この言葉を僕はphaさんの『しないことリスト』という本で初めて知ったんだけど、スッと頭の中に入ってきたんですよね。
人生は確かに自分だけの力ではどうしようもない部分もあるだろうし、あらかじめ決まってしまっている部分もあるかもしれない。生まれた環境とか、遺伝とかそういうものは変えられないでしょう。その変えられない部分をいくら変えようとしてもそれは無理なわけですよね。ただそっちにばかり目を向けて、人生を諦めてしまってはもったいない。
むしろ、ニーバーさんが言うように「変えるべきものを変える」という考えで生きていく。自分の人生をより良くするため、前に進むために「これから自分は何を変えることができるのだろうか?」と常に試行錯誤していく、あがいてみる。
それを繰り返していくことで少なくとも「決まりきった人生」ではなく、自分なりに充実した人生ってやつを送れるようになるんじゃないかな?なんて思ってます。
まぁ、エラそうなことを言ってる僕もまだまだですけどね。なので今回の記事は自分に言い聞かせる意味も込めて書いてたりします。僕も自分を変える勇気を持ちたい。
まとめ
そんなわけで、今回は『人生はあらかじめ決まっているのか?』という内容で記事を書いてみました。今回の内容をまとめておきます
- 人生には環境や遺伝などあらかじめ決まっている部分もあるし、そうではない部分もある
- 変えられないところは受け入れ、変えられるところを変えて人生をより良くしていこう
あなたが変えられるものは何ですか?
ぜひ考えてみてください。
それでは今回はこの辺で。