世の中には僕なんかよりもしんどい思いをした人とか、苦しい思いをしながら生きてる人って山ほどいると思うんですよね。
渦中にいる人たちは「苦しくてももう嫌だ」とか「こんなしんどい思いをする位なら‥‥‥。」みたいに思ってたりもすると思うんです。
でも、僕はそういう人達を見ていてこう思うんですよ。
「あなたが苦しんだり嫌な思いをしたい経験は絶対に今後の人生に活きてきますよ」
ってこと
理由はシンプルで、
「必ずあなたと同じような悩みや苦しみを持っている人が他にもいるし、これからも出てくるから」です。
それを克服するあるいは経験したあなたは今現在悩んでいる人や苦しんでいる人にアドバイスを送ることができます。どうやってその苦しみを乗り越えたか、どういう事を考えていたかどんな行動をし、どんな人に相談したかなどなど。それはとても貴重な財産なんです。無駄なことじゃないんですね。まずはこの事を自覚してほしい。
経験は活きる
あなたが経験したことは丸ごとそのまま他の人の悩みや苦しみを軽減する、もしくは解決するきっかけになるかもしれないわけです。これは経験を活かすことになるでしょう。
以前、うつ病の旦那さんとの生活を書いた「ツレがうつになりまして。」という映画の感想を書きました。
この作者の方の場合にはうつ病の旦那さんとの生活を漫画に描くことでうつ病への理解や、気を付けるべきこと、同じようにうつ病で悩んでいる人や、うつ病のパートナーがいる人をはげますことになりました。病気で孤立しがちな人達の気持ちを楽にすることにもつながったはずです。
「自分と同じような悩みを持っている人がいる」
そのことに気づけるだけで、ちょっと気持ちが楽になったりします。
もちろんみんながみんな漫画をかけるわけでもないですし、何か作品を発表出来るわけでもないかもしれません。しんどい渦中にいる人はなかなかそんな先のことを考える事なんてできないかもしれないけど、頭のほんの片隅にでも「自分の経験は活きる」というのを覚えていてほしいななんて思うわけです。
同じ思いをした人は共感しやすい
身近な例で言えば職場の人や友人、家族が自分と同じような悩みや苦しみを抱えていればアドバイスを与えてあげられるかもしれません。仮にアドバイスは難しくても共感は出来るはずです。
特に過去自分が失敗したり挫折したとうまくいかない経験した人は同じようにうまくいってない人に対しての共感性って高いと思います。「分かるわー。自分も同じような失敗したもん」っていう感じでね。
僕はこの共感っていうのが凄く大事だと思っていて、同じような経験をした人にしか共感できない、理解できないことってあると思うんです。
色々な問題を抱えている人は沢山います。その中にはあなたが過去に経験したような悩みや苦しみを抱えてしんどい思いをしている人もいるはずです。
そういう人達と同じ立場に立って同じ目線でアドバイスをしたり、寄り添ってあげられるのはその経験をした人、もしくはそれに近い経験をした人だけなんじゃないでしょうか。そして、そういう共感してくれる人からの方がアドバイスとかサポートの方が今しんどい思いをしている人にとって受け入れやすいものなんじゃないかな。
仮に僕がアドバイスされる側だったらハーバードでのスーパーエリートでこれまで一度の挫折もない人の人生訓とかアドバイスを聞くよりも、自分と同じようになかなか働けなかったりニートでうまくいかない時期があったけど、今は頑張ってますみたいな人のアドバイスの方が心に響きますね。
だから、「自分の経験は無駄じゃない。いつかきっと活かせる日がくる」
そう思いながら今を生きるといいんじゃないかな。もちろんしんどかったらまずは人の助け借りたりしてね。自分がボロボロだったら他人を助けることは出来ません。優先的に考えるのはまず自分だという事をお忘れなく。余裕が出来たら他人を助けるぐらいの感覚でいましょう。
ちなみにあらゆる問題は一人で解決しなきゃいけないわけでもないですからね。自分じゃ無理だとかちょっとキツイと思ったら迷わず「助けてくれー!!」って誰かに言いましょうね。
それはダメなことでも恥ずかしいことでもないですから。ちょっとサポートしてもらったらガラッと状況変わる人なんてメチャメチャいますから、時には他者のサポートを受けることも視野に入れてみてくださいね。
まとめ
「どんな経験でも必ず活きる」
まぁ、シンプルに言えばこの事が言いたかっただけなんです。
別に特別ではない凡人でも自分を卑下する必要はありません。逆に自分を持ち上げすぎる必要もありません。自分じゃ下らない何にもないと思うような人生だと思っていても人から見たらそうじゃないケースは沢山あります。
どんな人の人生でも、どんな生き方をしてきたとしてもどこかの誰かがあなたの経験を必要としています。自分の人生を無駄だと思わず自分の人生を有意義に活かせる場所を探してみてくださいね♪意外と近くにあるかもしれませんよ(^^
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします!