NHKの「助けて!きわめびと」っていう番組があるんです。この番組は視聴者の方の悩みをもとに制作しているというものなんですが、テレビをつけたらたまたまこの番組をやってて「家入一真さん」が働きたくても働けない人たちに仕事力を伝授するという回だったんですね。
元ひきこもり社長に学ぶ"仕事力" 前編 | 過去のお悩み&きわめびと | 助けて!きわめびと:NHK
「おー!!家入さんが登場するんだ。面白そうだし見てみるかー。」ってなりまして、しかもテーマが働きたくても働けない人たちい仕事力を伝授するっていうまさに僕にピッタリ(笑)こりゃ、参考になりそうじゃんってことで番組を見てみました。
番組は前編、後編で構成されていて今回は前編。今回は番組の中から仕事力を身につけるために役立つ家入さんの教えをシェアして行きたいと思います。
キーワードは「逃げろ」
今回登場したのは以下の4人です。
- 男性 元教師で、今は役者志望
- 男性 元郵便局員 9年間無職で自称ダメ人間ワタさん ジャムを批評するブロを3年間も書き続けている。
- 男性 元公務員 ニート 働くことが不安な自信喪失男子
- 男性 元新聞記者 やりがいを求める迷走女子
皆さん、面白い経歴をお持ちですね♪それぞれ働きたくないわけじゃないんだけどなかなか働くことに前向きになれなくて悩んでいる。実は近い経歴の人って多いんじゃないかな。僕も似たような経歴ですし、ニートですし(^^;誰に近いかというと③の人に近いかな。働くことが不安な自信喪失男子。
そんな四人に家入さんが渡したメッセージは「逃げろ」という意外なもの。
基本的に逃げちゃダメっていうのが社会の風潮だと思うんですよ。何となくですが。
「仕事から逃げるな」「会社から逃げるな」「人間関係から逃げるな」みたいなね。逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ!!!!ってシンジ君も言ってますし。僕がシンジ君の立場なら逃げるけどね(>_<)
まぁ、そんな感じで逃げる事って悪いことって捉えられがちなんですが家入さんは逃げろっていうんですね。ん?それってどういう事よって思ったりもするんですがその真意は実にシンプルなんです。
「働けない理由から逃げろ」
やらない理由や言い訳みたいなものって沢山浮かんでくるんですよね。特に無職でネガティブな期間が長くなればなるほどそういう傾向にある気がします。僕もそういう理由みたいなの今でもポンポン思いつきますし(笑)まぁ、今はどうにか頑張ろうと思ってますが。
そんな言い訳から家入さんは逃げろ!!っていうわけです。その言い訳や理由からとらわれずそこから逃げてみる。ちょっと距離を置くことで働けない理由やいいわけにとらわれない発想が生まれてくる、自分に合った仕事、自分が何をしたいのかを一から考えてみましょうっていうのがこの言葉を4人に送った理由なんです。
とはいえ、今と同じ環境だとどうしても発想は同じになってしまうし働けない理由とか言い訳を考えがちです。なかなか一度植え付けられてしまった価値観とかからは逃れられなかったりします。じゃあ、環境を変えましょうっていう事で4人を離島に呼び寄せます。
あなただけの物語に仕事のタネはある
島に着いた4人に家入さんがしてもらったのはそれぞれの自己紹介をする事。
何でわざわざそんな事をしてもらったのかというとその自己紹介の中にはそれぞれの物語があって、それが仕事のタネになる可能性があるからって事なんですね。
たとえば、小中高と進学して大学入って就職しましたっていう経歴だと物語性を感じないと思うんですが、紐解いていくとほんとにみんな経歴が違うんですよ。
学生時代に部活に力入れてたっていう人もいれば、勉強にっていう人もいるし両方ともやってたっていう人もいれば、両方ともやってなかった(笑)っていう人もいるはずです。
大学受験スムーズにいきましたって人もいれば、浪人生活を送って苦心しながら志望校に受かりましたっていうひともいるでしょう。大学だって僕みたいにぼっち大学生で大学時代あんまりいい思い出がないっていう人もいれば、逆にサークルやゼミ活動をしてわいわい楽しんだっていう人もいるはず。
趣味、特技などなども当然違えば挫折した経験があったり、それをどう克服したかだって違います。何にコンプレックス持ってたとかね。
まぁ、こんな感じで人にはそれぞれ物語があるっていう事なんですね。ほんと何にもない人なんていないんですよ。
家入さん自身にも当然物語があってそれが本になってて本になってたりします。
また家入さんも色々な事業を行っているわけですが、その事業も自分の物語から来ているものなんですね。
例えば、お金がなくて夢がかなえられなかったっていう経験から色々な人からお金を集めて夢を叶えたりやりたいことを可能に出来るクラウドファンディングのシステムを作り、家にも学校にもなじめなず居場所がなかったという経験からシェアハウス「リバ邸
」を作ったりするんですね。これはまさに家入さん固有の物語から生まれた事業なわけです。
そういう一人一人がもっている固有の物語に気づいてほしいっていう考えから改めて自己紹介をしてもらったというわけです。
まとめ
番組の前編ではある一人の方にフォーカスして自己紹介から家入さんがアドバイスをしたり、実際にある職場で働かせてもらう事で改めて自分の良さとか仕事のタネに気づくきっかけを作ることが出来たんですね。
残りの3人についてはまた後編でということなんですが、まだまだ仕事力を身につける上でヒントになることがありそうな予感です。
後編もしっかり見て、また皆さんの役に立ちそうな情報をシェアしていくつもりです♪
家入さんの書籍の感想を書いた記事もありますので、良かったらこちらもご覧になってみてください!
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします!