生きている以上社会や世間の目というものを多少は気にするでしょう。ただ、ニートの人の中にはそんな社会や世間にうまく適応できないという人もいるのではないでしょうか?(僕もそっちの人です。)
今回僕のブログに「世間的な生き方できない ニート」で検索してくれた方ももしかしたらそんな自分の状態に悩んでいるのかもしれません。
ただ、ここでまず考えたいのは「世間的な生き方って何ぞや?」ってこと。これってどういう生き方なんだろう?世間に認められる生き方ってことなのかな?
世間にはどうしたら認めてもらえるんでしょうか?会社員として働くこと?とりあえずバイトでもいいから稼いで自立していること?結婚してパートナーがいて子供がいるって生き方?まずはその辺をはっきりさせなければいけなそうですね。
何が世間的な生き方なのか?
世間って超簡単に言うと世の中とか社会のことだと思うんですよ。ってことは世の中とか社会に認められるような生き方っていうのがいわゆる世間的な生き方なんだと思います。
想像ですが世の中とか社会に認められるっていうのは多分常識とか、普通みたいなものを基準にした生き方なんでしょう。例えば「就職して働いていること」とか「結婚すること」とか「子供を産み育てること」みたいな感じ。
別に決まり事ってわけではないんだけど、何となく「こういう生き方がスタンダードだよね。」みたいなものがあるじゃないですか?それに従うことが世間的な生き方なんじゃないかな?
僕はそういう生き方も素晴らしいと思うし、それで幸せならその生き方を選べばいいと思います。
ただ、仮にその世間的な生き方を別にしたくないとか、その生き方に自分を当てはめようとしてもできないっていうのなら無理してそれに合わせる必要はないんじゃないでしょうか?
いやっ、だからといって世間とか社会に対して牙をむけっていうんじゃないですよ。ただ、世間的な生き方に縛られてその基準で生きれないことで「自分はダメだ」とか「自分は認められてないんだ」と自分を責めてしまうのだとしたら、そういう生き方にこだわる必要はないと思っています。
自分にとって何が幸せかを考える
世間とか社会に認められる生き方というのも素晴らしいと思います。ただ、一方でそれは「自分ではない誰かに決められた基準」に従って生きるということでもあるわけです。
その生き方で幸せなら何の問題もありません。ただそうじゃない場合には世間的とか考えずにまずは「自分にとって何が幸せか?」を考えてみるといいんじゃないでしょうか?
あなたが何を大切にし、何をしていると幸せなのか?自分はどう生きたいのか?そんなことを考えてみるんです。
すると本当は別に結婚したくないなとか、子供はいない人生の方がいいなとかそういう考えが出てくるわけですよね。「自分はこう生きたいんだ」みたいなものがぼんやりと。それが見えたらならその自分の基準に従って生きた方が幸せなんじゃないかな?と思うわけです。だって、それがあなたが求めるあなた自身が認める生き方なんだからさ。その方が幸せじゃないですか?
ちなみにニートの人の場合「働きたくない」という人もいるかもしれません。世間には働いてお金を稼いで生活をしてこそ社会人だと言う人もいますが、僕は別に働かないニートで生きていけるならそれで問題ないと思っています。
例えば親がメチャメチャ金持ちで資産を引き継いだとか、宝くじでまさかの○○億円が当たったとかね。ヒモで生きていける人も中にはいるかもしれない。別に犯罪をしているわけでもないし、人をだましたりしているわけでもないので誰に文句を言われる筋合いもないでしょう。
残念ながら僕はお金持ちでもないし、イケメンでもないし、宝くじも買ってないので今のところは働かざるをえませんが(*_*)
ただ「世間に認められる生き方なんてしたくない」と意地を張っていわゆる普通を否定する必要もないと思います。結婚したいと思うなら素直に結婚するための相手を探してみればいいだろうし、子供がほしいと思うなら子供を育てられるように相手を探して子育ての準備をすればいいわけです。
また、途中で自分が求めるものも変わるかもしれません。結婚したくないと思っていたけど、数年経ったら「やっぱ結婚したいかも」と思うかもしれない。その時はその時でまた違う自分の基準が出来たということなんだろうから、それに従えばいいんじゃないかな?
まぁ長ったらしくいってきたけど、つまり
「自分の気持ちに素直になればいいんじゃないの?」
ってことです。
最後に
犯罪をするとか、人をだましまくって生きるとかそういう反社会的なものでもない限り、世間が認めようが認めまいがどんな生き方をしても個人的には自由だと思います。
世間的な生き方というのは、別にそれに従う必要もありません。ただ、意地になって否定することもありません。
「自分の気持ちに素直になって生きる」
これが出来れば幸せになれるんじゃないかな?と思っています。
それでは今回はこの辺で失礼します!