オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

『人が動くコンテンツのつくり方』コンテンツづくりに迷ったときに読んでほしい一冊です!!

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 「いいコンテンツがつくれない‥‥‥。」

「コンテンツをつくれと言われてもいいアイディアが思いつかない。」

 

あなたはそんな悩みを抱えてはいないでしょうか?いやいや、そもそもコンテンツなんてつくらないから自分には関係ないねと思うのかもしれません。でも、はたしてそれは本当でしょうか?

 

実は僕らはみんなコンテンツをつくっています。なぜならコンテンツとは、世の中にあるあらゆるもの(文章、情報、イラスト、音楽などなど)だからです。僕が今書いているブログもコンテンツだし、SNSの文章もコンテンツです。やり方次第では、飲食店から出たごみですらコンテンツになることもあります。

 

そう考えると、コンテンツとまったく無縁、無関係であるという人は世の中にはいないのではないでしょうか?

 

ただ、そうはいってもコンテンツづくりは難しいですよね?コンテンツづくりといってもいったい何から始めていいのかさっぱりという人もいるはずです。そこで、今回はそんな人にぜひ読んでみてほしい一冊をご紹介してみたいと思います。それが『人がうごくコンテンツのつくり方』という本です。

 

 

著者の高瀬さんはフジテレビに入社後、アニメやバラエティなど数々の企画をプロデュース。退社後はコンテンツプロデューサーとして様々なコンテンツ作りに従事。「逃走中」「戦闘中」「有吉の夏休み」など様々な番組のプロデュースもされている方です。

 

本書では、その高瀬さんがコンテンツを作る時、広げる時に何を意識しているか?何を考えているのかといった思考を学ぶことができます。

 

学ぶことは真似ることとよく言いますが、コンテンツを作ったことがない人、コンテンツ作りに迷っている人は、まず高瀬さんのようなコンテンツ作りのプロの思考法を真似てみることをおすすめします。

 

コンテンツづくりをスムーズに進めることができる

本書はタイトル通り、人を動かすためのコンテンツの作り方について書かれた本です。で、僕がこの本を読んでて特に思ったのが、「ああ、これを読むと何もない状態よりもスムーズにコンテンツをつくることができるな」 ということです。

 

コンテンツづくりというと難しく考える方もいるかもしれませんが、高瀬さんの考えるコンテンツのつくり方、広げ方は決して難しいことを言っているわけではありません。むしろ、どちらかといえばシンプルな方法や考え方のものが多く、僕のようにあまり読書が得意な人間でなくても「なるほど、わかりやすい」と思えてしまうほどです。

 

ただ、そのシンプルかつ正しいやり方をやり続けることが難しい。特にはじめてコンテンツをつくる人や、コンテンツづくりに迷ってしまっているような人の場合、いったんは頭に入れたとしても忘れてしまうこともあるでしょう。

 

そんな時に本書をいつでも見られるようにしておく。「あれ?コンテンツってどうやってつくるんだっけ?」となった時に参考書のような形で机の上にでも置いて、パラパラと読んでみる。それだけでも、自分一人でまっさらな状態から始めるよりも、コンテンツづくりをスムーズに進めることができるはずです。

 

コンテンツづくりの基礎について、段階を踏んで学ぶことができる

本書は、以下の章で構成されています。

  • 序章 コンテンツとは何か
  • 第1章 コンテンツをつくる
  • 第2章 コンテンツを広げる
  • 第3章 テクノロジーとコンテンツ
  • 第4章 コンテンツの終わり

 

そもそも「コンテンツとは何ぞや?」というところから、コンテンツをつくるための基礎的な考え方、つくった後にどのように広めるか?コンテンツづくりとテクノロジーの関連性、つくったコンテンツとの関わりをどう終わらせるかといった、始まりから終わりの部分まで幅広く網羅してくれているわけです。

 

本書に書かれている内容はすべて参考になりますが、その中でも僕の中で特に印象に残った項目をズラーっと挙げてみます。

 

第1章 コンテンツをつくる

  • コンテンツ化は「制約」があってこそ
  • 全ては「目的」が決める
  • 「つくる」恐怖を乗り越える

第2章 コンテンツを広げる

  • 誰にでもではなく、「誰か」に刺さるもの
  • 過去に答えがある
  • インフルエンサーに頼り切らない
  • 「続ける」ことで磨かれる

第3章 テクノロジーとコンテンツ

  • 人間の生理に合わせる
  • コンテンツがメディアを選ぶ

第4章 コンテンツの終わり

  • 終われないと始まらない
  • 出したことに意味がある

 

さすがに、各項目について書いていくと文字数がハンパなくなるので、ここは省略します。で、パッと見てもらうとわかると思いますが非常にシンプルでしょ?中には「そんなの当たり前じゃん」と思う人もいるかもしれない。

 

でも、その当たり前を僕も含めて多くの人は忘れてしまったり、すっ飛ばしてしまったりする。あるいは、そもそも知らないとか、考えたこともないという人もいるでしょう。その結果、一生懸命つくったコンテンツがいまいち手ごたえがつかめなかったりとか、「そもそもコンテンツづくりってどっから始めたらいいんじゃー」と迷子になってしまうわけです。

 

「そんな悩みもこの本を読めば一発で解決!!」なんてうまくいくかどうかは分かりません。ただ本書はコンテンツづくりの始め方から、終わり方までしっかりとレクチャーしてくれていますので、少なくともまったく方向性がつかめないとか、何から始めればいいのかわからないということにはならないはずです。

 

まとめ

そんなわけで今回は『人が動くコンテンツのつくり方』を読んだ感想や、共有しておきたい部分について書いてみました。

 

僕がこの記事で触れたのは、本書の中のほんの一部分にすぎませんし、まだまだ、ヒントになる内容がたくさん書かれています。冒頭でも書いたように、コンテンツづくりに無関係な人はいません。ですから、仕事としてコンテンツ作りに関わる人はもちろんのこと、学生や主婦など年齢や職業を問わず多くの人が読んでも活かせるはずです。

 

「どうすれば人が動くのか?」「どうすれば人が動くコンテンツがつくれるのか?」を学びたい人はぜひ一度読んでみてください。きっと損はしないはずです!!

 

それでは今回はこの辺で。