おそらくだけど、4月に入って学校を卒業してそのまんまニートになった人っていると思います。というか、10年ほど前の僕がそうでしたしね(笑)まぁ、ニートというか家にほぼひきこもっていたというか。どちらにせよ、「俺なんて存在しないほうがいい」という自己否定の気持ちをがっつり抱え僕はニートになりました。
まぁ、あの時はとにかく不安とか焦燥感みたいなものに押しつぶされそうになってましたね。もしかしたら今のあなたもそうなのかもしれません。つれぇよな。周りが言うほどニートだってお気楽なもんじゃねぇよな。その気持ちよーくわかります。
もちろん、別に余裕みたいな人もいると思うし、それならそれで全く問題なしです。むしろニートであることを最大限に生かしてやりたいことをガンガンやってほしい。それがきっと先につながると思うから。
僕が今回お伝えしたい相手は、かつての僕のように学生時代の自己否定をそのまんま引っ張り続けて結果的にニートになってしまった人たちです。
過去を責めてくる人の言葉は、何のプラスにもならないってことを理解しよう!!
今回僕があなたにお伝えしたいのはこれだけ。
「あなたの過去を責めてくる人の言葉は何のプラスにもなりません」ってことです。
これは僕自身の経験だったり、多くのニートになった人たちから話を聞いて気付いたことです。
ニートになって他の人に相談したり、今こういう状況で困ってるんだよねといった話をするとちょくちょくこんなことを言ってくる人がいます。
「それは、あんたがこれまでまともに進路も考えずにきたからだろう。今まで何やってきたんだ?人生甘く見すぎだよ。」
うーん、正論のように聞こえるよね。もし、目の前でこんなこと言われたらがっつり落ちこんじゃうかもっていう人もいるかもしれません。ただ、ここは冷静に考えてみてほしい。この言葉って「だから何?」って思いません?
アドバイスにもなってないし、かといって何か気付きを与えるわけでもない。単に「お前のここが悪かったんだ!!」っていうコメントですよね。はぁ、マジで無意味すぎる。
いやぁ、ネットでもリアルでもドヤ顔でこういうこと言う人いるけど、この言葉を今悩んでたり苦しんでいる人にぶつけてどーなんのよ?って話ですよ。そりゃあ、言ったほうは気持ちがいいかもしれませんけど。「俺はお前と違ってちゃんとできてるからな」ってマウント取れますしね。ニート的な人間がさらに落ち込んだりするのを見て気持ちがいいのかもしれない。
でもね、その言葉って何のプラスも生み出してないからね。単にその人の過去を責めてるだけだから。過去を責めるってすげぇ卑怯ですよ。だって、「過去って変えられない」から。変えられないものを持ち出してそのことをグチグチと責め立てる。その人の自己肯定感だけ奪い取る行為。いやぁ、必要ないっすね。それなら黙っててほしい。まじでマイナスにしかならないから。
過去から学び、今をどうするか、未来をどうしたいかを一緒に考えてくれる人の声を聞こう!
ということで、「過去にちゃんとしなかったお前が悪いんだ」という声は今日からスルーしましょう。その人がいくらぎゃあぎゃあわめいてあなたの過去を責め立てたところで、ニートになったあなたの過去は変えようがありません。その声を受け止めれば受け止めるほど「やっぱり過去の自分が悪かったんだ」と自己否定を繰り返すことになります。それはしちゃあいけない。変えられない過去に引っ張られて今のあなたが自己否定をし続けてしまうことはほんとにもったいないことです。
そうではなくて、「過去から学び、今と未来について一緒に考えてくれる人」の声に耳を傾けたほうがいいと思っています。
過去を責める必要はありませんが、過去から学ぶことはできます。過去に失敗をしたと思うのであるならば、そこから学べばいいんです。「次はもっとうまくやろう」「どうしたらうまくできるだろうか?」を考え続ける。あなたが仮に学生時代に自己否定をすることになったのなら、その理由は何だったのでしょうか?そしてどうすればそれを解決できるのかを考えるんです。
おそらく自己否定をし続けた過去がある人がパッと自己肯定できるようにはならないかもしれません。でも、何もしなければあなたは自己否定をし続けたままです。であるならば、どんなことでもいいので、「小さな一歩」を踏み出してみてはいかがでしょうか?その積み重ねがあなたに自信を与え自己肯定につながっていくのだと思います。
変えられるとしたら今であり、未来です。そういう視点をあなたに授けてくれる人の声に耳を傾けていきましょう。
もうね、あなたの過去のことをグチグチ責めてくる人間がいたら、「うっせーばーか」ぐらいでいいと思いますよ。そんぐらい他人の過去を責めるってことは無意味なことなのでね、そんな声を真剣に受け止めないことです。それよりも、大事なのは今でありこれからの未来であるということ。そのことを覚えておいてくださいね!