オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

一人で学校にいるのがつらいあなたへ

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学校という場に通う時、やはり一人でいるのはつらいと感じるのかもしれません。僕も高校の時は、クラスでポツンと一人でいることが多かったし(部活やってたのでなんとかなった)大学も、夢のキャンパスライフとはいかず、サークルに入るタイミングを逃し、大人しめの友人と共にとりあえず単位を稼ぐ日々。

 

その友人も割とよくサボる人だったので、そうすると大学ではポツンと一人でいることも多くてね。学食とかで他の人たちがワイワイガヤガヤやってる中で、一人窓際の席で外を見つめながら、「俺はなんで存在してるんだ?」なんてことばかりを考えていたように思います。(地元の友達が仲良くしてくれたのでなんとかなった)

 

今でこそ便所飯とかよくきくけど、僕も一番目を気にしていた時は、たまにトイレに閉じこもってましたよ。冬とか便器の冷たさがまた応えるんだ。やっぱり、皆が楽しんでる(ように見える)中一人でいるのって「はぁ」ってなるんですよね。うっ、思い出すと何か泣けてくるぜ‥‥‥。

 

まぁ、そんなわけで、一人で学校にいるのがつらい人の気持ちは割と理解できるし、共感もできるんですよね。でその時に自分がどういう行動をしてきたか、どう考えたら楽だったのかっていうも分かるわけです。あるいは、あの時に「ああしとけば良かったのかな」というのも思いつくわけです。

 

ということで今回は「一人で学校にいるのがつらい人」に対して、どういう考えでいるといいのか、どういう行動をするといいのかを中心に書いていきたいと思います。

 

まず大前提として

これは、超大事なので、すべての年代の人頭に入れておいてほしいんですけど、

 

「学校だけが全てではない」

 

ということです。当たり前っちゃ当たり前のことではあるんですが、これが学校という狭い空間にどっぷりつかるとなかなか認識しにくいんですよね。一日のうち大半の時間を学校で過ごすようになると、自然と「学校が全てである」と考えてしまいがちです。その中で、皆はワイワイガヤガヤやっているのを見ると、友達がいない、一人でいる自分というのをダメなやつと認識してしまうんです。

 

でも、本当に学校が全てなのでしょうか?冷静に考えるとそんなことはないと思うんですよね。実際には、学校以外にもコミュニティはあるし、学校に必ずしも捉われてしまう必要はないと思うんです。

 

学校というのはたまたま近い年代で、たまたまクラスを分けられた中で集まった人たちの集合体なわけです。となると、もちろん気の合う人もいるかもしれませんが、中には一人も気が合わないとか、タイミング逃しちゃって関係性を深めることができなかったなんてこともザラにあるわけです。

 

そういう人が進学をしたり、ポンと別のコミュニティに属したりすると意外と知り合いができたり、仲のいい人やそれなりの人間関係が築けたりもします。

 

とにもかくにも、「学校だけが全てではない」というのは、今学校でうまくいっている人も、もしかしたらそうじゃない人も頭に入れておくべきだと思いますね。

 

具体的に動いてみる

ここからは具体的に学校でひとりでいるのが辛いのなら、こうすればいいんじゃないか?という提案をしていきます。僕が実際にやったこと、ほかの人の事例など見て「これいいじゃん」と思ったことをお伝えしていきます。

 

①同じく一人でいる人に声をかけてみる

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一人でポツンとしていると、つい「この学校で一人なのは自分だけだ」と考えてしまいがちです。

 

でも、冷静に周りを見回してみてください。同じように一人でポツンとしている人はいないでしょうか?実はね、あなたが「一人でいることがつらい」と考えてるように、他の誰かも同じことを考えていたりするわけです。だから、もしできるなら声をかけてみてほしい。調子どう?とかそんなんでもいいかもしれない。

 

もし一人ぼっちのあなたが誰かから「ちょっと話さない?」って声をかけてもらったらどうでしょうか?メチャメチャ嬉しいと思うんですよね。仮に僕がポツンと一人でいて、「本当は誰かと話をしたいんだけどなぁ」と思っていた時に、声をかけられたら僕ならめっちゃ嬉しいですもん。

 

で、一人者同士だから多少の親和性とか近いところはあるでしょう。あるいは、全然趣味が違ったとしても、それはそれで世界がグワッと広がる可能性もあるわけです。

 

仮に相手が映画が好きならあなたは相手がすすめる映画を観てみればいい。あなたが、「この漫画はメチャメチャ面白いから誰かにすすめたい」というものがあれば、それを相手に読んでもらえばいい。

 

例え友達が少なかったとしても、そうやってお互いの好きなものを教え合ったり、考えを語り合うような相手ができれば、それはそれで素晴らしいことなんじゃないかと思うわけです。

 

②今すぐ図書室、もしくは図書館にかけこめ!!

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とはいえ、きっかけがないとなかなかひとりぼっちの相手に声をかけにくいというのはあると思います。そもそも、自分から行けるならとっくに友達出来てるわというツッコミもあるかもしれません。僕自身もぼっちで、他のぼっちの人に「どうもー」って声をかけるのはなかなか難しいなぁと思います。

 

であるならば、次におススメしたいのは「今すぐ学校にある図書室、もしくは街の図書館に駆け込め!!」ということを提案したいです。それは一体なぜか?

 

本というのは、たとえ目の前には相手がいなくても文字を通じて筆者の考えに触れることができるからです。それも生まれた場所も性別も年齢も職業も違う人たちの考えをね。

 

エッセイならまるで作者と会話をしているような感覚を覚えるかもしれない。小説なら、登場人物たちの行動や心情に自分を重ね合わせるなんてこともあるでしょう。筆者の体験記を読むことで、あなたもまるでその人が体験したことを同じように追体験することもできるわけです。

 

それこそ、今あなたがひとりぼっちでつらいという悩みについてすでに書いている人だっているわけですよね。そういうのを読むことで、気持ちが少し楽になるなんてこともあるでしょう。本ってすごいんですよ、ほんとに!!

 

僕がもし今学生でひとりぼっちなら、休み時間中はひたすら本を読んで、昼休みは図書館で本を借りて読んで、放課後も図書館に入り浸るかなぁ。僕が本を読むようになったのは、大人になってからですがそれこそ学生時代にもっと本を読んで、色々な人の人生に触れてたら、また思春期以降の過ごし方も違ったんだろうなぁと思うわけです。とにかく、あの時代のぼくは視野がめちゃめちゃ狭かった。それを読書をすることでもう少し広げることはできたであろうと。

 

それに、本に没頭している間は意識がそちらに行きますから、一人がつらいとか、一人がしんどいとかって考えることもないわけです。意識を逸らせるうえで本に限らず「没頭すること」というのはぜひおすすめしたい。

 

だからね、もしあなたが今一人で学校にいるのがつらければ図書室、もしくは図書館に行って本を読んでください。本に没頭して色々な人の人生に触れてみてください。そこには学校だけにとどまらない、果てしない世界が広がっています。本を読んでグワッと視野を広げて、「ああ、学校というのは狭いんだな。もっと広い世界があるんだな」ということを本を読むことで実感してもらえばなと思います。

 

③学校以外に居場所をつくる

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②はぜひやってみてほしいところなんですが、もう1個おススメをしたいのは、「学校以外に居場所をつくる」というものです。

 

学生さんの場合、特にバイトなどもしていないと学校での人間関係や、学校でうまくいっているか否かで自分自身を評価してしまいがちです。

 

そこで、学校以外に居場所があったらどうでしょうか?例えば趣味のコミュニティ、○○教室、スポーツチームなど所属できる場所は沢山あります。また、今はネットやSNSなどでもきっとあなたが興味を持てる場所やコミュニティが一つや二つは見つかるはずです。

 

仮に学校がダメでもそっちの方で打ち込めるものがあったり、気の合う人たちが見つかればいいじゃないですか?

 

よく、「自立することは依存する場所を増やすことだ」みたいな話がありますが、学校だけに依存してたらしんどい。そうじゃなくて、学校以外にいくつも依存できたり休憩できる場所をつくってそっちでうまいことやっていく。

 

個人的には居場所なんて何個あってもいいと思うんですよ。とにもかくにも「学校だけを居場所にしない。趣味でも、スポーツでも何でもいいので学校以外の居場所を何個も作っていく」ということをやっていきましょう。

 

そうすれば、仮に一人で学校にいることに変わりがなくても、そのことに対して辛いと感じる割合は少なくなるはずです。「学校じゃあ一人かもしれないけど、外での生活が充実してるからいいもんね。」と思えるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は一人で学校にいるのがつらい人に、こんなことをやってみたらいいですよという内容で記事を書いてみました。まとめると

 

  1. 同じくひとりぼっちの人に声をかけてみる
  2. 図書室、図書館に行きひたすら本を読んで世界を広げてみる。
  3. 学校以外に居場所をつくる(趣味、バイト、サークル、○○教室でもなんでもいい)

 

といった感じです。

 

学校だけが全てじゃない、今学校で一人でいることが辛くても打開する方法がないわけではありません。あなたの辛さやしんどさが少しでも軽減することを願っております。

 

それでは今回はこの辺で。