ニート的な人、無職的な人の場合一度や二度はネガティブな気持ちになったことあると思うんですよね。社会からの圧もそうだし、自分自身をちょいと責めてしまったりしてね。僕なんかもそういうことが何度かありまして、時にネガティブスパイラルと言いますか、グルグル悩み続けて、メンタル的にちょいとやられてしまいそうになったなんてこともあるわけです。
まぁ、でも最近はそういうこともあんまなくてですね、むしろ割とポジティブな気持ちを保てているんですけど、それってなんでだろうか?なんてことを考えてみたところ、これかもなっていうのが出てきたんですよね。それは、
「毎日できることや、成長していることに目を向けているから」
だと思うわけです。そっちに注目して一日を過ごすととても気持ち的にポジティブになれるんですよね。
ネガティブな時は何もしてなかった‥‥‥。
先述したようにポジティブな時は「できることとか、成長したこと」に目を向けられてるんだけど、じゃあ反対にネガティブな時はどうだったかな?って思うと、逆に「なんもできなかったなーとか、うまくいかなかったな」って方に目を向けていたように思います。
まぁ、ずーっと一日中部屋でゴロゴロしていたりすると、色々考えちゃうんですよね。で、いつの間にか日が暮れてて「ああ、今日もなんもせずに終わってしまったな」となってしまう。ほんとは何かしらやったこととかあるはずなんだけど、どうしても「できなかったこと」に引っ張られちゃうんですね。それでまた自分を責めてネガティブになるみたいなことを繰り返す。うーん、あんまりよくない状態でしたな。
ニートやひきこもりがゲームにハマる理由
でね、僕はやってないんだけどニート的な人とかひきこもり的な人がゲームにハマる理由っていうのが最近何となくわかったんですよ。
「はっ?現実逃避じゃねーの?」
まぁ、確かにそれもあるかも(笑)でも、もっと大きな理由として「成長を実感しやすい」というのがあるんじゃないかな。
ほらっ、ゲームってさ、RPGならちゃんと敵と戦っていくと経験値がたまってレベル上がるじゃないですか?で、どんどん強くなっていく、つまり成長していくわけですよ。最終的には世界救えちゃう(笑)格ゲーなら、スムーズに技が出せるようになったり、連携技で10連コンボ決まって「気もちぃぃぃぃ!!」ってなったり、ノーマルモードでヒーコラ言ってたのがいつの間にかハードモードでラスボス楽勝みたいな。しかも、今だったらネット対戦できるから、勝率とかそういうのだってちゃんとやっていけばあがっていくわけですよね。ゲームって成長が非常にわかりやすく、視覚化されているんですよね。
そういう、「自分ができることを認識しやすい」とか「成長を実感できる」から、ニート的な人や無職とかの人ってゲームにハマるんじゃないかと。でそれ自体は悪いことじゃない気がするんですよね。やっている間は、成長を実感できてポジティブな気持ちになれるわけですから。少なくともネガティブスパイラルに陥って自分を責めまくるよりは全然いい。ただ、ずーっとゲームだけやっているわけにはないという現実もあると。
できたこと、成長したことに目を向けよう!!
もちろん、今現在進行形でゲームをやってますっていう人はそのまんまゲームもやってていいと思います。ただ、もし現時点で「自分は何もやっていない」っていう人がいるのだとしたら、方法論としては二つです。
- 1日が終わる時にできたことを数えてみる
- 何でもいいので、新しいことを始めてみる
1日が終わる時に出来たことを数えてみる
これは習慣づけみたいなものですね。どんなに「今日は何もしてなかったなー」っていう日でもできたことって必ずあると思うんですよ。汚れてたテーブルを拭けたとか、買い物を時間通りにちゃんと終えられたとかね。えっ、くだらねぇって?いやいや、そんなこと言わずに。
これね、僕もそうだったんだけ、例えどんなくだらない事でも、できたことを挙げていくとポジティブな気持ちになれるんですよね。僕なんかも最初は、「ちゃんと布団から出られた」とか「本を何ページ読めた」とかそういうしょぼめなところから始めたんだけど、やっぱり悪い気分にはなりませんでした。で、それを繰り返していくと段々と「できたこと」に目を向けるのが癖づいてくるわけです。そしたら、もうこっちのもんですよ。
そっからはさ、多少の失敗とかあってもその中から「でも、この部分はできたよな」とか「前は3日落ち込んだけど今回は1日で復活したな」みたいになってくる。
僕なんて元来ネガティブで落ち込みやすい性格だとは思うんだけど、この習慣を身につけてからだいぶポジティブになったよなぁと実感してます。ですから、ぜひこれは試してみてほしい!!
成長したことに目を向ける!!
で、もう一個は「成長したことに目を向ける」ってことです。でね、成長って言うとなんか目に見えるものとか、すごいものを想像してしまいがちなんだけど、そんな大層なものじゃなくていいんです。じゃあ、どう考えればいいのかというと
「昨日の自分と比べて成長できたか?」
それだけです。
例えば、昨日は1ページしか本が読めなかったけど、今日は2ページ読めた。はい、成長です。昨日はスクワットが10回しかできなかったけど、今日は11回できた。はい、これも成長ですね。
どうでしょう?そう考えると案外自分って成長している部分ありませんか?
でね、すげぇ簡単に成長を実感できる方法っていうのがあるんですよ。それは「新しいことを始めちゃう」ってことです。
例えば、あなたがブログ書いたことなかったとしてね、「よっしゃ!ブログ書いてみよ!」って思ってなんとかブログ1記事書くとするじゃないですか?そりゃあ、最初は慣れないことだから、執筆スピードも遅いでしょうし、1000記事とか書いてる人と比べちゃったらまだまだ質とかは見劣りするかもしれない。
でも、昨日のあなたはブログを1記事も書いたことがなかったわけですよね。ということは、これは成長なわけですね。もちろん、さらにそれを継続していければある程度まで成長を続けていくことが可能になるわけです。
もちろん、別にブログじゃなくてもいいんですよ。読書したことなかったら、簡単な本を一冊読んでみて、一個でも理解できたものがあればそれは成長です。なんだっていい。
で、そうやって「おお、自分成長できてんじゃん」っていう感覚を身に着けていく。すると、だんだんとポジティブな気持ちを持てるようになるはずです。
まとめ
そんなわけで、今回は「ニーや無職の人がポジティブになるには?」という内容で記事を書いてみました。僕は決してネガティブな感情を否定したいわけではありませんが、ネガティブに振り切るとしんどいというのは過去の経験からも実感しています。
なので、ちょいとその偏った部分のバランスを戻すという感じですね。その方が、精神的にも楽だし生きやすいし、何かしようと思った時に動きやすい気がしています。
ただ、無理に「ポジティブになろう!!」と意気込んでもなかなかポジティブになれるもんじゃあないというのもよくわかります。なので、まずは今日お伝えした
- 1日終わる時にできたことを数えてみる
- 成長したことに目を向ける
っていうのちょっとずつでもやってみてください。続けていくうちに、少しずつポジティブな感覚というのを身につけられるはずです。