先日はてなブログにて興味深い記事を読みました。
http://roydog.hatenablog.com/entry/2017/02/26/152059
タイトルにニートって書いてあると無意識のうちに反応してしまうニートブロガーの僕なんだけど、リンク先の「ニートの社会的役割って何だろう」という問いに対して僕は
「ニートは社会的役割なんて考えなくていい」
っていう考えです。
というのも、かつての僕も自分の社会的役割とかそういう難しいことをあれこれ考えていた時期があったんですよね。特に家から出れない毎日のように
「自分の存在って何なのか?」
「自分はこの世にいる意味があるのか?」
「自分は社会にとって何なのか?」
みたいなことを考えてたんです。まるで哲学者みたいに考えて本を読んだりしてみるんだけどどうにも答えが出ない。そりゃ、僕みたいなおバカちゃんがそんなこと考えても答えなんて出るわけないんですよね。だってはっきり言えば「正解なんてない」ようなことについて考え続けてるわけですから。
そんで答えが出ないだけならまだしもその状態って苦しんですよね。「何で見つからないんだ。どうすれば答えが出るんだ?」ってひたすら悩むような毎日。
それを考えて救われるならまだいいんだけど、ますます袋小路にハマってしんどくなる。そういうことを考えるのは無駄とまではいわないですよ。でも優先順位としては高くないはず。仮に今「ニートやひきこもりから脱出したい」っていう人が考えるのは「自分の社会的な役割って何なのか?」って考えることじゃないと思うわけです。
シンプルに考えるといい
「じゃあ、何すればいいのよ?」って話なんだけど、もっとシンプルに身近なことに目を向けていった方がニートとかひきこもりを脱出しやすいんじゃないかと思うんですよね。
例えば仮にあなたが現在ニートだとしたら、あなたと一緒にいる友達を楽しませたりとか相談に乗って気持ちを楽にさせてあげるとかそういうのだってすごく価値があることじゃないですか?芸人さんみたいに人を笑わせてお金もらってる人もいるぐらいなんだしさ。人を楽しませるとか笑わせることって価値があるんですよ。(あくまで一例ね)
あるいは自分ができることや得意なことと、好きなこととかで、少人数でも気持ち動かしたりするのもすごいことだし「ありがとう。」って言葉をもらえるようなことをするのもいいと思う。
パパッと簡単なイラスト書けるような人がネット上でブログのアイコン作ってあげたりとかね、そういうのがネットを通じて簡単にできるようになったわけです。自分の得意なことを必要としている人を見つけるのは難しくない。まぁネット上でもリアルでもなんでもいいですけど人の役に立ってみる。
「役割うんぬんよりも人の役に立つにはどうしたらいいか?自分はそのために何ができるのか?」
そうやって役に立って自分の自信を積み重ねていってた方がニートやひきこもりから脱出しやすくなるんじゃないかな?と僕は思うわけです。
社会的役割について考えてる人ってそんなに多くないと思う
そもそも世の中のどれぐらいの人が「自分の社会的役割って何なのか?」って考えてるんでしょうか?僕はそんなに多くはないと思うんですよ。
サラリーマンならビジネスをしていく中でお客さんや取引先の役に立つだろうし、主婦の人なら家族を支える部分で役に立ってるだろうし、それはどんな肩書の人であれそうだと思うんですよね。
「いろいろやってたら結果として社会的な役割を担ってた」
っていう感じだと思います。最初からそんな「僕(私)はこういう社会的な役割を担いたい!!」みたいな崇高なこと考えてる人なんてあんまいないんじゃないでしょうか?むしろあれこれ色々やっていくうちにそういうのもがぼんやりと見つかる人もいるでしょうし、あるいは見つからないかもしれません。(見つからなきゃそれはそれでOK)
だからニートとかひきこもりの人も「自分の社会的な役割って何なのか?」って複雑に考えるよりも、「自分が得意なこと、好きなこと、人に貢献できることって何なのか?」ってことをまず考えて、それで人に貢献していけばいいんじゃないでしょうか?そうやってあれこれやってて気づいたら社会の中でなんかの役割を担ってたぐらいでいいと思いますよ。
最後に
重要なのでもう一回書いておきますが、複雑に考える必要はありません。よりシンプルに考えることです。特にかつての僕のように物事を複雑に考えすぎてしまうニートの人はまず自分のできること、得意なこと、好きなことを考えてみましょう。社会とかそんなんも今は考える必要はありません。まずは目の前の人、知人、友人、家族、上司、部下、先輩、後輩などなんでもいいのでそういう人に貢献する、役に立つっていうことを考えてみるといいでしょう。
シンプルイズベスト。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。