オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

何も思いつかない時に試してみてほしいこと

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先日、『アメトーーク!』を見ていた時のこと。この日は「大喜利苦手芸人」の回で、芸人さんの中でも大喜利が苦手と自覚している人たちが、大喜利の失敗談を話したり、大喜利の番組などで優勝経験のある、笑い飯の西田さんやバカリズムさんからレクチャーを受けるという内容でした。

 

この回を見ていて、僕が「おっ!」と思ったのはバカリズムさんのある発言でした。バカリズムさんは大喜利の際に「手を動かしているとアイディアが出てくることもある」(うろ覚えだけど)とおっしゃっていて、これ最近どこかで関連性のあることを見聞きした気がするなと。で、しばらくして「あっ、そう言えばこの前読んだ『模倣と創造』って本にそんなこと書いてあったわ」というのを思い出したんです。

何も思いつかなければ手を動かそう

『模倣と創造』という本によると、手には脳の神経細胞の4割程度が集中しているそうです。つまり、手を使うことで脳を刺激し働かせることができるというわけです。手を動かすとは、この場合具体的には「書く」ということです。バカリズムさんがこのことを知っていたかどうかはわかりませんが、おそらく普段からネタを作り、脚本なども手がけるバカリズムさんのこと。「手を動かすと何かが生まれるかも」というのを経験則で理解していたのではないでしょうか?

 

今このブログを読んでいる読者の方の中にも、「自分はアイディアなんてものとは縁遠い人間なんだ」と思っている人がいるかもしれません。でも、もしかしたらあなたはじーっとしながら考えてしまっているのかもしれない。腕を組みパソコンと睨めっこしながらアイディアが降ってくるのを待っているのかもしれない

 

もちろん、それでパッとアイディアが降りてくることもあるでしょう。だけど、どうも自分はそのやり方だと何も思い浮かばないというのであれば、シンプルに「手を動かしながら考えてみる」と何かアイディアが浮かぶかもしれません。

 

紙とペンさえあればいい

手を動かしながら考える際に必要なのは紙とペンぐらいです。このハードルの低さもおすすめしたいところ。僕もこうやってブログを書いたり、最近はなんちゃって作詞なんかをしているのですが、その際はB5サイズのノートにアイディアだったり構成なんかを書いたりしています。どちらも100均で買えますね。

 

特に作詞の時なんかは、じーっとノートの前で唸ってても何も出てこないんですよね。だから、書きたいテーマに関連しそうな単語とかをまずはノートに書いてみるんです。すると、「あっ、これも意味が近いな」とか「響きがいいかも」なんてものがポツポツ浮かんでくるんですね。書くことで脳が刺激されて新たな単語や文章が生まれてくる。あるいは、書いてるうちに、「こっちの文章をこっちと入れ替えた方がいいかも」みたいなアイディアも出てきたりします。

 

中にはメモ帳とかでもいいかなって思う人もいるかもしれません。もちろん、メモ帳でもいいとは思うのですが、書いてると結構すぐにパンパンに埋まっちゃうと思うんですよね。なので、ある程度大きめのノートがいいかなと。前述したように僕はB5のノートを使っていますが、それでも書ききれないという人もいるので、A4サイズとかも試してみるといいと思います!

 

完璧主義に陥らない

アイディアを考える際、完璧主義にとらわれてしまう人がいますが完璧なアイディアを最初から生み出すなんてほぼ無理ゲーなので、さっさと諦めてしまいましょう。というか一髪で完璧なものを生み出せるのだったらあなたは天才なので、僕のブログなんて読む必要は全くないです。

 

完璧なものなんて初めから出てきません。むしろ、しょぼくてもいいのでアイディアをバンバン出すという感覚の方がいいかな。1個の「これだ!」というアイディアのために他の99個を捨てるみたいな感覚。もちろん、その99個があってこその1個なので全く無駄ではないんですよ。

 

僕もノートに歌詞を書く際は、単語やら文章を書いては「やっぱ使えん!却下!」みたいなことを繰り返してます。その中で、時々「あっ、これいいじゃん」みたいなものが出てくる。まぁ、それにしたって100点満点とかではなく、せいぜい及第点クリアしましたみたいなものばかり。

 

もちろん、これは自己満足作詞をしている僕のケースであり、実際に商品として販売されたりするのであれば、さらに高い点数を求められるでしょう。でも、それらだって完璧ではない。おそらく、商品として出した後に「あそこをもっとこうすれば良かったかも」みたいな改善点が絶対に出てくるはずなんです。世の中にあるもので本当に完璧なもの、非の打ちどころのないものはまずないと思っていい。

 

もし、仮に限りなく完璧に近いものがあったとしても、それは完成品として僕らの目の前にあるからそう思うのであって、一番最初の時点でそうではなかったと思います。もっと、荒削りで欠点だらけだった。それが少しずつ洗練されていったと考える方が自然です。

 

繰り返しになりますが、もしこれを読んでいるあなたが「完璧じゃなきゃダメなんだ」と思ってアイディアを出すことをためらっているなら、その考えは捨ててしまいましょう。そして、ノートを実際に開いて手を動かしてください。始めは「こんなものしか出てこないのか…」となるかもしれません。でも、書いていくうちに「あれ、なんかちょっとこれまでとは違うの出てきた」みたいな経験をできるはず。そうして、少しずつアイディアが出てくることの喜びを実感してもらえたら嬉しいことこの上ありません。

 

まとめ

そんなわけで今回は「何も思いつかない時に試してみてほしいこと」という内容で書いてみました。何も思いつかなかったら手を動かす。シンプルでいいでしょ?ぜひ、試してみてくださいね。

 

あと、今回ちょこっと触れた『模倣と創造』という本も、なんか生み出したいって時に参考になる一冊だと思うので、興味がある方は読んでみてください。

 

 

模倣と創造の紹介記事↓

『模倣と創造』自分には創造性なんてないって人ほど読んでほしい - オバログ

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