オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

【レンタル同行人】久々の依頼!!人生相談という名の雑談をしてきた!!

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秋も深まり、寒さが段々身に染みる季節になってきましたが、皆さんいかがおすごしでしょうか?どうも僕です。

 

というわけで、超久々にレンタルの依頼がありましてね、それこそ2か月半ぶりぐらいですよ!!もう、企画を立てた僕ですら「レンタル・・・?何それ?」となってしまうぐらいに間が空いてしまったわけですが、いやはやとにもかくにも久々に依頼が来ました。

 

ちなみに今回依頼人の方が指定してくださった場所は、埼玉県の浦和市です。いやぁ、浦和といえばJリーグの浦和レッズが有名なサッカーどころですね。僕も駅に着いた瞬間にサッカー熱が燃え上がりボールを蹴りたくなったとかならないとか・・・。

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学校が絶対であるという価値観が人々を苦しめている。

文部科学省によると、2017年度のいじめの件数は過去最多の41万4378件(前の年に比べて9万1235件増加)で、年間30日以上欠席する不登校の数は小中学校で14万4031人(1万348人増加)とこちらも過去最多とのことです。

 

いじめの増加については文部科学省が「いじめ防止基本法」という法律を改定し、より明確に「これはいじめである」と認識できるものが増えたということもあるとは思います。そこは評価するべきでしょう。とはいえ、やはりいじめ、不登校ともに増加していることを考えると、学校に行くことがしんどい子供や、学校にうまく適応できなくて苦しんでいる子供たちというのは一定数いるんですよね。

 

なので、こういうニュースを見ると僕は「はたして学校に通うことだけが正解なのか?」と考えてしまうんです。これだけいじめられていたり、学校に通うことを拒否している学生がいる中で、はたして学校だけが全てなのかなと。

 

通学中心主義がもたらす弊害

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そんなことを考えていた時にたまたま荻上チキさんという方が書かれた『 日本の大問題 残酷な日本の未来を変える22の方法』(ダイヤモンド社)を読んだんですよね。この本は、日本の問題を「政治、経済・福祉、外交、メディア、治安、教育」という6つの視点から捉えたものです。荻上さんはその中の一つ、教育の項目で、日本の教育の問題に「通学中心主義」があるのではないかと言っているんです。

 

「通学中心主義」とはその名の通り、学校に通うことが教育を受けることであるという考え方ですね。僕らはある一定の年齢に上がると学校に入り教育を受けることになります。いわゆる義務教育ってやつです。

 

もちろん、それが悪いというわけではありません。義務教育があることで、ある一定レベルの能力を身につけるための教育カリキュラムを学校から用意してもらえます。それに従って勉強をすればそれなりの能力を身につけることができるわけですから。実際、僕も義務教育を受けてきて、生活をしていくための基本中の基本の知識や能力なんかは身に着けたと思っているので。

 

ただ、問題なのは今のところ教育を受けるための選択肢が「学校に通うしかない」(もしくはそう思わされている)ということだと思うんですよね。特に子供たちにとっては学校が絶対であるという価値観がまだまだ根強くて、そこからあぶれてしまう人、それこそいじめをうけていたり、不登校になった人たちはその価値観に苦しめられてしまってるんじゃないかと。

 

「学校に行かなければならないのに、行けなくなった自分はダメなやつだ」

「いじめがつらくて学校に行きたくないのに、学校に行くのが当たり前だからそのはざまで苦しい」

 

こんな思いをいだくのは、教育において学校の存在があまりにも大きくなってしまっていたり、選択肢として当たり前のものになってしまっているからだと思うんですよ。ただ、これだけ学校に合わない人たちが出てきているのであれば、そろそろ学校以外でもオッケーという価値観や、教育制度というものを作り上げていくべきなのではないでしょうか?

 

価値観と制度の変化、どちらも必要

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ただ、価値観についてはガラッと一気に変わるものではないとも思っています。それこそ、少しずつ時代がすすむにつれて「学校以外にも選択肢があるよね」となっていくのではないかと。

 

それこそ教育の現場であれば、一昔前は体罰が当たり前みたいな考えがありましたが、今の時代は体罰は問題であると変化をしてきています。体罰によって先生が処分を受けたり、場合によっては職を失うなんてことにもなりましたね。ああいう感じで、少しずつ時代に合った価値観に変化していくものなのでしょう。

 

で、大事なのはその価値観を後押しする制度です。はたして学校以外で教育を受けるための制度はあるのか、それを後押ししてくれている制度はあるのかということなんですが、その辺りはまだまだ整っていないとのこと。その辺は、先ほど紹介した荻上さんの本から引用して紹介してみようと思います。

 

2016年に成立した教育機会確保法(2017年2月施行)は、当初、フリースクールや自宅での学習も義務教育として認めることが盛り込まれていました。しかしそれに対して保守からも左派からも反対意見が提出された。すなわち、保守系は「学校に行かないことを安易に認めてはいけない」「不登校を助長するのか」と反対し、左派は「フリースクールや家庭学習に国家の目を入れてはいけない」といって反対しました。

引用元:『日本の大問題 残酷な日本の未来を変える22の方法』p224 著者荻上チキ ダイヤモンド社

 

 うーん・・・どっちも、的外れな気がします。

 

保守の人たちが主張する、学校に行かないことを安易に認めるとか、不登校を助長するなんて制度ではまずなくて、これはむしろ何らかの事情で学校ではうまく学べないという人たちに対して、「違う選択肢もあるから安心してくださいね」という制度のはずです。実際、現時点でも別に不登校を助長しているわけでもないのに、不登校は増え続けているじゃないですか?その現実を考えるのであれば、学校以外で教育を受けてもいいという選択肢を提示するのは、多くの子供たちにポジティブな影響を与えるはずです。

 

一方左派の人たちの、国家の目を入れてはいけないというのも、一見するといい気はしますが、家庭に教育を完全に丸投げをしたとして、はたしてすべての家庭がきちんと子供に適切な教育を提供できるのかはなんとも言えないところですよね。多くの親が教育に関しては素人だろうし、中には共働きで子供に教える余裕がないなんてこともあるかもしれない。

 

であるならば、「どのぐらい各家庭で教育がなされているのか?」「放置されているだけではないか?」といった部分に関しては、多少は外からの目とか介入というのも必要であると思うわけです。そして、最低限必要な能力が身についているかをチェックするみたいなことはしてもいいんじゃないかなと僕は思います。

 

まぁ、なんにせよ現状は、フリースクールや家庭教育は義務教育として認められていないですからね。ただ、これも時代が進み状況が変わればおそらくこの制度に対して「時代にそぐわないから変えてくれ」という声が強くなっていくはずです。価値観にせよ、制度にせよ、時代に合わせて少しずつアップデートを繰り返していく。これが必要だと思っています。

 

まとめ 

そんなわけで、今回は「学校が絶対であるという価値観が人々を苦しめている」という内容で記事を書きました。

 

日本は今のところまだまだ「学校に通うことが教育を受けること」という価値観が大半を占めており、その価値観からはみ出してしまった人にとっては、まだまだ生きづらいのかなと思います。

 

ただ、制度的な後押しはまだまだだとしても、学校以外で勉強を学ぶためのツールはあるし、少し視野を広げれば学校に通えなくても自分の能力を伸ばし活躍している人たちもたくさんいます。

 

もし、今この記事を見ていて何らかの事情で、学校に行けず落ち込んだり自分はダメだと思い込んでいる人がいたとしたら、「学校だけが絶対じゃないし、学校に通わなくても出来ることはたくさんある」と言い続けたいです。

 

そして学校に行っても、学校に行かなくてどっちを選んでもいい。どっちを選んでも学ぶことができる。そんな社会が早く来ればと思っています。

 

それでは今回はこの辺で。

『ルポ 漂流する民主主義』世界の民主主義に何が起こっているのかを、分かりやすく教えてくれる一冊!!

先日マイケル・ムーア監督の『華氏119』を観て、今アメリカが抱える問題を再認識することができました。そしてそれらの問題が複雑に絡み合ってトランプ大統領が誕生したということも。

 

で、世界に目を向けると、どうやらアメリカだけではなく世界中の国で異変が起きていると。イギリスはEU離脱派が反対派を上回ったし、フランスでも極右政党の台頭が目覚ましい。いわゆる、「自国ファースト」の主張を掲げ、移民を排斥することを堂々と主張する声も多く挙がっているように思います。

 

世界で何が起きているのか?民主主義はどうなっているのか?そんな疑問を抱える中で、今回僕が読んでみたのはコチラの本です。

 

 

 

本書は朝日新聞編集員で、前ニューヨーク支局長をされていた真鍋弘樹さんが書かれたものです。真鍋さんはオバマ大統領、トランプ大統領が誕生したアメリカで、現場の最前線にて何が起こったのかを取材されてきた方です。そんな真鍋さんが、トランプ当選で揺れたアメリカをはじめ、世界の民主主義に何が起こっているのかに迫ったルポルタージュとなっています。本書は

 

  • トランプ大統領がなぜ勝ったのか?その理由を知りたい人
  • 連続的に起こる各国の民主主義に起こっている異変について知りたい人
  • ポピュリズムとは何か?なぜポピュリズムが起こるのかを知りたい人

 

にオススメの本です。

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人に教えることは最強のアウトプットである!!

今回は『学びを結果に変えるアウトプット大全』を参考にしつつ記事を書いていきます。

 

 

つい先日この本を読んで、僕は完全に影響を受けてしまいまして「これからアウトプット祭りじゃー!!」というレベルでアウトプットしていこうと思ったんです。そのために寝ても覚めてもアウトプットとつぶやき、壁にかけてあるホワイトボードにもアウトプットの文字をババーンと書くといった、はたから見ればやりすぎじゃね?ってぐらいにアウトプットすることを意識するようにしたわけです。

 

まぁ、僕の場合、油断するといつの間にかインプット過多になってちゃうんですよね。本を読むのも好きだし、人から話を聞いたり情報を集めるのも好きですから。なのでアウトプットに関してはやりすぎなぐらいがちょうどいいと思うんです。そうじゃないと、アウトプットの割合を増やすことなんて夢のまた夢で終わってしまう。

 

でね、僕の中ではだいぶアウトプットすることを頭の中に刷り込むことには成功してきたと思うんですよ。ただ、ここからが大事で「具体的にどういうアウトプットの方法が効果的なんだろ?」ってことを思ったわけです。

 

そしたらね、そんな僕の疑問に『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本はズバッと答えてくれてたんですよ。

 

本書では、80個のアウトプット法をお伝えしていますが、これらの中で最も自己成長につながる「最強のアウトプット法」をひとつだけ挙げると、それは「教える」ことです。

引用元:『学びを結果に変えるアウトプット大全』p196 著者 樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 

 

「人に教えること」

 

これが最も効果的なアウトプットの方法だというわけですね。では、なぜ数あるアウトプット法の中で、教えることが最強と言えるのでしょうか?

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『学びを結果に変えるアウトプット大全』インプットばかりで結果が出ない人にぜひおすすめしたい一冊!!

「一生懸命インプットするんだけど、なかなかいい結果が出ない」

「本でノウハウや方法を学ぶんだけど、なかなか行動に移せない」

 

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

 

かくいう僕も、完全なインプット過多。月に10冊は本を読みますが、じゃあその内容が身についているか、本を読んだだけ自分の人生に活かされているのか?と考えた時に胸を張ってイエスとは言えないなと思ったんですね。

 

じゃあ、どうしたら今よりももっと良くなるのだろう?どうすればインプット過多の今の現状を変えられるだろうか?と考えた時に、以前からアウトプットに関して気になる本があったので読んでみることに。それがこちらの本です。

 

 『学びを結果に変えるアウトプット大全』というまさにアウトプットについて書かれた本です。

 

著者の樺沢さんは精神科医でありながら、この本を出版された時点で著書も28冊ある作家さんでもあります。またSNSやメルマガYouTubeなどで幅広く情報を発信しており、普段からアウトプットすることを継続して実践されています。

 

そんな樺沢さんがご自身の経験や医学や心理学を元にアウトプットについてまとめたのが、こちらの『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本です。

 

今回はこの本を読んだ感想や、実際に役に立った知識、どんな人におススメなのかといったことを書いていきたいと思います♪

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