先日、堀江貴文さんと落合陽一さんの共著『10年後の仕事図鑑』を読んだ感想を書きました。
参考記事:堀江貴文さんと落合陽一さんの『10年後の仕事図鑑』を読んだ感想を書いてみました!! - ニート気質な僕の生きる道
この本は働き方、仕事、生き方、お金についてなどなど、これからの時代を生きる上でヒントになる考え方が書かれていて、個人的にオススメの一冊です。
で、 タイトル見てもらうとわかるように、この本って堀江さんと落合さんが「未来はこんな感じになっていきますよ。だからこういう風にやっていくといいですよ」っていうことを教えてくれているわけです。ちょこっと先の話をしてるんですね。
にもかかわらず、本書の中で堀江さんはこんな風におっしゃってるんですよ。
「未来を想像することには意味がない」
いやいや、あなた未来を想像した本を出してるじゃん!この本のタイトルに10年後とか入ってるじゃん!と思わずツッコミを入れたくなるわけですが、よくよく彼の発言を見ていくと「なるほど!そういうことか!」と納得できるんですね。
未来のことを想像しても意味がないという考えを身につけよう!!
先ほども書いたように堀江さんは「未来のことを想像する」ってことに対して否定的です。
皆さんが今常識だと思っていることも、5年後、10年後には常識でなくなっている可能性が多々ある。目まぐるしいスピードで社会が変化していくのだから、誰も数年後の未来を正確に言い当てることなどできない。
だから僕は、未来のことを考えるのが嫌いだ。1年後だってどうなっているかわからないのに、10年後の未来を想像することに何の意味があるのだろうか。そんなの暇人がやることだと思っている。
引用元:『10年後の仕事図鑑』p124 著者 堀江貴文 落合陽一 SBクリエイティブ
人間が5年先の未来を占うことはほとんど不可能に近い。今から10年前に、スマートフォンを手にし、歩きスマホをしながらツイッターを眺めている未来を想像できた人がいただろうか?
少なくとも、僕は予測できていなかった。今の時代、未来を予測して手を打つなんてことは、もう無意味だ。もはや、世界中の誰も未来を正確に言い当てることなど、できない。
引用元:『10年後の仕事図鑑』p210
今回紹介している『10年後の仕事図鑑』はあくまで未来の方向性について語っているにすぎず、詳細に「いつまでにこういうことが起こって具体的にはこういう仕事がなくなります!」と未来予測をしているわけではありません。っていうかその予測は不可能だよねっていうことを堀江さんは言ってるわけです。
堀江さんや落合さんのようなおそらく普通の人よりも情報がたくさん集まるであろう人たちや、何かしらの業界のトップを走る人たちですら、未来を完全に予測することは不可能なのに、僕らが完全に予測をすることなどできるでしょうか?考えてみれば不可能なわけです。
であるならば、僕らがするべきなのは、「なんとなくこんな未来はこんな風になっていくんだろうな」という方向性を知ったうえで、その中で自分のやりたいことを全力でやるってことなんだと思います。
堀江さんはよく「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」と言いますが、未来を予測しておびえても何も進展しないし、状況が良くなることもありませんからね。
そんなことにエネルギーを使うよりも、今自分にできること、やりたいこと、興味があることをやってみる。これだ!と思ったものに没頭してみると。その方がメンタル的にもいい気でしょうし、結果的にスキルや経験も身についてよりよい未来に到達できるのではないかと思っています。
まとめ
そんなわけで、今回は堀江貴文さんがよくおっしゃる「未来を想像することに意味がない」 という考えって大事だよねという内容で記事を書いてみました。
僕は堀江さんの考えに全て賛成というわけではありませんが、この考え方は非常に共感できるし、大事な考え方だと思ったので共有させてもらいました♪
見えない未来にビビって今をないがしろにしないようにしていきたいものですね♪
それでは今回はこの辺で♪