ご存知の方もいると思いますが、僕は自分を貸し出すレンタル同行人というサービスをやっています。大体平均すると月に1、2回ぐらい依頼が来る感じ。3月はすでに1度依頼を受けていたし、前回受けた依頼の時よりもコロナウィルスの影響が深刻さを増してきていて、「さすがに今月はもうないかもなぁ」なんて思ってたんです。
まぁ、でも不思議なもので、依頼がないかもと予想していると依頼が来るんですねぇ。3月の終わりが近づいていたころ、「僕がやっている活動について話を聞きたいです」という依頼が。こういう予想外のことがちょいちょい起こるから人生は面白いのかもしれません。
今回僕にレンタルの依頼をしてくれた方(以後Aさん)は、色々と面白い人たちに会って話を聞くという活動を続けているそうで、その過程で僕の活動や存在にも興味を持ってくれたとのこと。いやぁ、僕のようなインターネットの片隅で日々涙を流している人間に興味を持ってもらえるなんてありがたいことです。
そんなわけで今回は秋葉原にてレンタルしていただき、僕の活動についてお話させてもらいました。あと、逆に僕からAさんにも色々質問させてもらったところ、経歴など含めおもしろい話を聞かせてもらえたので、その辺りのことも書いていこうと思います。
秋葉原のマックでレンタル開始!
この日はAさんと秋葉原駅で待ち合わせて、近くのマクドナルドにてお話をさせてもらいました。
Aさんはまじめな方でね。アイパッドに質問をズラーっとメモしていて、それをしっかり確認しながら質問してくれるんですよ。ああ、なんてちゃんとしているんだろうと。僕みたいなこんなちゃらんぽらんな人間に話を聞くときでも事前準備を怠らない。僕も人と会う時はある程度準備はしてくる方ですが、こういうところは見習わなきゃなぁと思いました。
そうしたAさんの準備のおかげもあって、レンタル中はパッパとテンポよく質問に受け答えしていく感じですごくやりやすかったです。こういう自分の活動について振り返る機会があるのっていいですね。改めて「自分がなぜこの活動を始めたのか」とか、「どういう思いでやっているのか」といった初心の部分を意識するきっかけになりました。
アウトロー採用って何か聞いてみた
Aさんは「アウトロー採用」というユニークな就職サービスに参加したことがあるそうです。以前からその名を耳にはしてはいたものの、具体的な内容についてはよくわからなかったんです。そしたらAさんは参加したことあるっていうじゃないですか。こりゃ、聞くっきゃないと思いましてね、こういうところで遠慮を知らない僕はガンガン質問させてもらいました。下手したらAさんが僕にした質問量よりも多かったかもしれない・・・。でも、おかげでアウトロー採用についてだいぶその内容を知ることができたので、ここでちょろっと紹介。
いくつものステップを踏んで採用される
Aさんが参加したアウトロー採用では以下のようなステップで採用まで進んでいったそうです。
- アウトロー採用の説明会(ここで参加するかを決める)
- 1泊2日の合宿
- ワークショップ2回(面接会前の準備・予行練習のようなもの
- 面接会(座談会)→与えられたテーマについて参加者と企業の担当者が話し合う→会社側からプレゼン(ここでどういう会社かわかる)
- 連絡先を交換した企業と個別で面接
- 採用(就職しない人もいる)
※あくまでAさんが参加したときのものなので、回によって多少流れや内容は違うとは思います。
まず僕が面白いなと思ったのは事前に参加者同士の合宿があったり、一緒に課題をする場が設けられてるところです。Aさん曰くそうやってみんなで活動することで、参加者同士のきずながグッと深まるとのこと。今でも参加者同士で連絡を取り合ったり、会ったりすることもあるらしく、「そういう人たちと繋がれたのがこのアウトロー採用に参加して一番良かったことかもしれない」とおっしゃっていました。就活の過程で人との繋がりができるってなんかいいなぁと思いました。
もう一つなるほどと思ったのは、面接会で参加者と企業の担当者が座談会のような形式で話し合うところ。通常の採用活動ではどうしてもお堅い雰囲気になりがちですよね。それを座談会形式にすることで、あまりガチガチな感じにならず参加者の考えや人となりをうまく企業の担当者にも知ってもらえるのではないかなと思いました。
どういう会社が参加するの?
参加企業はIT関係の会社が多いそうです。確かにこういうちょっと変わった採用方法に参加する企業となると、そこまでお堅くないIT系の会社が多くなるのかもしれませんね。ただ、IT系ばかりではなく介護など別の業界の会社もあるとのこと。アウトロー採用に参加するぐらいの企業ですから、ある程度柔軟性の高い会社が多そうですね。
アウトロー採用の参加者はどういう人たち?
「アウトロー採用」ってネーミングからしてすごくインパクトがあるじゃないですか。で、僕がイメージするアウトローって、中卒、高卒でバリバリのヤンキーとか危険な雰囲気を漂わせてるとか、そういうイメージだったんですよね。でも、目の前にいるAさんは全くそんな感じじゃない。だから、余計に参加者の人たちのことがすごく気になって、ここは絶対に聞こうと思っていたんです。
Aさん曰くゴリゴリのヤンキーとかアウトローはいないと。むしろ、高学歴の人がけっこういて、それこそ東大卒の人もいたらしいです。そういう点では僕のイメージするアウトローではないけど、イラストや動画をつくるクリエイター系の才能を持っていたり、「えっ?それ本当なの?」って経歴があったりと、ユニークな人が多かったとのことです。
レンタル終了!!アキバをちょっと散歩した
そんなこんなで、いろいろお話をしていたらあっという間に時間が経ちましてここでいったんレンタル終了です。
僕はレンタル後にアキバをぶらつこうと思ったのですが、Aさんもアキバをぶらつくとのことでちょっとだけご一緒させてもらいました。Aさんは電子機器とかそっち系のジャンルがすごく好きで、アキバにはしょっちゅうくるそうです。なのでそういうお店にめちゃめちゃ詳しい。歩いてると「この店はUSBがめちゃめちゃ安いんですよ」とか「中古のPC買うならここがいいですよ」といった情報がわんさか出てくる。
僕も何度かアキバに来たことありますが、今までどの店も素通りしてましたからね。詳しい人がいると、ここまで見るところが違うのかと。Aさんにはパソコンを選ぶ時の目安なんかも教えてもらいまして、もう至れり尽くせりといった感じで申し訳ない。お礼に僕ができたのは、のんびりできるメイド喫茶を紹介することぐらいで、ギブ&テイクで言えばテイクばかりしてしまったなぁと。今度またお会いするときは、何かギブできるようにしたいものです。
ひと通りぐるーっとアキバの街を歩き、秋葉原の駅の前でAさんとお別れしました。今回のレンタルも非常に楽しく新たな発見や気づきがある一時でした。
また、こういう会話が中心のレンタルも受けていこうと思いますので、興味がある方からのご依頼をお待ちしてます。
アウトロー採用のURL
https://outlaw.so/?gclid=EAIaIQobChMIisODpIC66AIVBqqWCh3eZABlEAAYASAAEgJaBPD_BwE
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