オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

『THE FIRST SLAMDUNK』原作ファンも初見の人も楽しめるでした!

先日、映画『THE FIRST SLAM DUNK 』を観てきました。ご存知の方も多いとは思いますが、この作品は90年代の少年ジャンプ黄金期を彩ったバスケット漫画の金字塔である『SLAM DUNK』(以下スラダンと略します)を映画化したものです。今回は初の3DCGアニメであるとともに、何と言っても原作者である井上雄彦先生が脚本と監督も務めたことでも話題になっています。

 

原作の連載が終了したのは1996年ですが、僕は当時小学生でまさにジャンプにどハマりしていました。ですからスラダンがいかに人気があったのかを当時肌で感じていました。スラダンの影響でバスケを始めたという人は僕の周りにもいましたし、バスケットという競技をより身近なものにしてくれたという点で、その影響力は絶大だったと言えるでしょう。

 

ただ、連載が終了して既に25年以上が経ち、僕の少年時代はとっくに過ぎ去り、スラダンの話題をすることも耳にすることもほとんどなくなって久しいです。そんな中、新作映画が公開されるという情報を聞いた時は「なぜ今スラダンなんだ?」と思ったのが正直なところです。

 

とはいえ、やはりかつては僕らを熱狂させたスラダンですし、井上先生が脚本・監督をしているわけです。すごい気合いの入りようじゃないですか。普通原作者が自分の原作を映画化する際に、脚本と監督をやるなんてほとんどないですよね。これはきっと何かすごいものが見られるのではないか。そんな期待を胸に映画を観に行ったわけです。

 

※ここからはネタバレありなのでお気をつけください

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『みんな政治でバカになる』何度も読み返したい一冊でした!

久々に面白くてなおかつ自分にとって役に立つ本に出会えたので紹介します。それがこの本『みんな政治でバカになる』です。

 

 

 

SNSなどで政治の話題を見ると、とても客観的で合理的な意見がある一方で、立場が違う人をやたらと強い口調で誰かを攻撃したり、とても偏った意見を目にすることってありますよね。もはやそれって陰謀論なのではみたいなものも。本書はそうした政治の話題について「おや?ちょっとおかしくないか?」と思ってしまう言動を、なぜ人々がしてしまうのかをとても丁寧に解説しています。

 

タイトルからして政治に関する本と思って興味が持てないって人も多いとは思います。ただ、この本は確かに政治を取り上げてはいるんだけど、同時に人間の本性についても取り上げています。その本性とは「人間はバカである」というもの。いやぁ、なかなかどぎつい言葉ですね。でも、これは別に他人をバカにしているわけではなくて、筆者や僕、そして読者の人たちも含め全ての人たちがそうであるということです。

 

つまり、政治云々関係なく「みんなバカな言動しちゃう」理由を知る上で手掛かりになる。どうでしょう。政治とか関係なくなんで自分がバカな言動しちゃうのか気になりません?そういう点で、政治にそんなに興味がなくても自分ごととして読めるので、この本は面白いなと思うわけです。もちろん、他人の言動の理由を知る上でも参考になりますし。

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【2023年】明けましておめでとうございます!

2023年明けましたね。新年になってちょっと時間が空いてしまったけど、改めて明けましておめでとうございます。去年お世話になった方、これから出会うかもしれない方、今年もよろしくお願いいたします。

 

実家暮らしの僕のお正月はと言えば、おせちを食べたりお雑煮を食べたりテレビに映画に読書にと割とまったりとした正月を過ごしていました。寝正月というほどではないにせよ、まぁダラダラとした日々を過ごしたなぁという感じです。

 

ただ、食っちゃ寝では直ぐに脂肪がついてしまう中年というお年頃ですので、去年の12月30日でいったんお休みをしていた筋トレを新年の3日から再開しました。筋力落ちてるかなぁなんて思いながらダンベルをガチャガチャと動かしていたのですが、案外筋力が落ちていないどころか「あれ?いつもより調子いいんでね?」という感覚でした。

 

僕は毎回トレーニングの記録をノートにつけているのですが、確認してみると去年よりも少しではありますがダンベルを上げられる回数が増えてるんですね。ある程度継続してトレーニングをしていると、少し間隔を空けたぐらいでは筋力は落ちないなんてことを聞いたことがありますが、今回それを自分の体で体感しました。おそらくですが、少し休みを入れたことで心身ともにリフレッシュしてそれがいい方に出たんだろうなと。

 

多分、ある程度年月積み重ねてやってきたことって、ちょっと間隔空いたぐらいですぐにダメになってしまうことってないと思います。もしかしたらこれ読んでる人の中には「休んで間隔空いちゃうの怖い」って人もいると思うのですが、案外休んでも問題ないっていうの頭にいれておくと休むことに対して抵抗感が少なくなるかもしれません。特に疲れてたり、なんか調子悪いなっていう人は思い切ってちょっと休んでみるというのも一つの手だと思います。

 

2023年やりたいこと!

「一年の計は元旦にあり」なんて使い古された文言ではありますが、とりあえず今年も「こんなことしたい」「あそこに行ってみたい」といった目標を立ててます。

 

といってもでっかい目標をドーン!というわけではなく、細かくやりたいことを100個程度書き出して、それを少しずつやっていくという感じです。これは以前にも紹介した『やりたいことだけやって人生を良くするわがままリスト』という本を参考にしています。

 

 

 

この本では自分のやりたいことを毎月100個程度上げて、それをやっていくことを推奨しています。ちょっとしたやりたいことをこなすことで、ガチガチに固まって変化しづらくなっていた自分が揺さぶられ、やがて自分の中にある「本当にやりたいこと」が浮かび上がってくるというものです。

 

僕はまだ目に見えた変化はありませんが、少しずつやりたいことをこなしていると「自分もやれるんだ」という自信にもつながっている気がします。また、一心不乱に紙にやりたいことを書いていると「えっ、俺こんなこともしてみたかったの?」と自分の思いも寄らぬやりたいことなんかも出てきて、新たな発見につながって面白いです。

 

それに新年にドーンと目標を立てるよりも、毎月新たに目標を更新していく方がやりたいことを意識しやすいなと思います。どうしても人は時間が経つと忘れてしまうものですよね。日々、洪水の様に溢れる情報に流され、忙しい毎日を送っていると、半年もすれば1月に立てた目標なんてあっという間にどこかに飛んでいってしまいます。それはしょうがないことです。

 

それならドーンとでっかい目標を立てるのではなく、毎月目標を更新してそれを少しずつこなす様にしていく。その方が目標の再確認もできていいのかななんて思っています。といっても僕も実験中みたいなものなのであくまで仮説という感じです。興味があれば実際に本を読んで試してみてください。

 

ちなみに、このブログに関しては今後も不定期で更新していきますが、今年はもうちょい本とか映画の感想は増やしていきたいかなと。去年は更新数がめっきり減ってしまったので、アウトプットも兼ねてやっていければと思っています。

 

そんなこんなで2023年も色々大変な年になるとは思いますが、読者の皆さんにとっていい一年になりますように。それではまた!

2022年もお世話になりました!

いやぁ2022年ももう終わりますね。2022年も何もなかったようで何かやってた一年だった気がします。とりあえず、家の大掃除もある程度終わったし、自分の部屋の掃除も終えたので、ある程度スッキリした環境で年越しを迎えられそうです。掃除のやり方はかなりざっくりで適当なんですけどね^^;

 

まぁ、今年も色々あったといえばあったんだけど、相変わらず労働へのコミットが低いのと、読書と映画中心の生活っていうのは去年とあんまり変わらなかったですね。特に読書は飽きないんだ。今年も色々なジャンルの本を楽しませてもらいました。で、この生活もいいんだけど、実家暮らしだから続けられているっていうのもあるし、ちょっと変化に乏しいかなぁっていう気もしているので、来年はお金を少しずつ貯めたり欲しいもの買ったりちょっとでかけたりしたいかな。

 

僕は実家暮らしの無職兼日雇い労働人間ですが、欲しいものもやりたいことも結構あるんですよね。美味しいものも食べたいし国内外問わず旅行も行きたい。本も欲しいし自転車とかも欲しい。自分の見たことないものを見たいし、知らないものを知りたい。ただ、その欲を埋めるための頭とお金がないんですよね。誰かパトロンになってくれません?(笑)っていう冗談はさておいて、来年はもうちょいそういうお金を得るっていう方向に舵をきって、自分の欲もちょこちょこと満たしてあげられたらなんて思ってます。まぁ、ハードルはちょい高めです‥。

 

あとは、人とのつながりをもうちょい増やしたいところです。今年も全く人と会わなかったというわけではないのですが、あんまり人間関係が広がっていかなかった様な気がしています。色々な人と繋がりすぎるとそれはそれで疲れますが、逆に繋がりがないと刺激がないんですよね。毎回慣れ親しんだ人とお話しするのも好きなのですが、来年はもうちょい新しい人と会っていければなんて思っております。無理のない範囲でね。一応レンタルもされてたりするので、興味があればそっちで呼んでいただくのも大歓迎でございます。

 

『レンタル同行人』のルールや利用方法についてまとめてみた。 - オバログ

 

それにしても2022年を振り返ると色々な事件がありましたね。別の記事に残しているのでここで詳細は語りませんが、暴力であったり死に関連する話題が特に印象に残っています。

 

【2022年】自分が忘れたくないものを記録する - オバログ

 

ロシアとウクライナの戦争なんかもう10ヶ月ぐらい経つわけで、いまだに終わりが見えませんよね。それに伴い燃料費の高騰が叫ばれていたりします。世界のどこかで起こったことが、ドミノ倒しのように連鎖してあらゆるところにその影響が派生していく。改めて世界は繋がっていて、いくら遠かろうが無関係だなんてことはないんだと突きつけられた一年だった気がします。

 

まぁ、1人の人間が遠い世界の出来事に目を配るのはなかなか難しいと思います。やっぱりまずは自分や自分の周りの生活が第一になっちゃいますし。それを否定できるもんでもありません。それでも、無関心であろうとしないこと、知ろうとすること、想像することっていうのはやめたくないなと思います。それが僕が本を読んだり映画を観たりしている理由の一つでもあるんでね。

 

それにしても、来年はどんな一年になるんでしょうかね。まだまだカオスというか落ち着かない感じになりそうですよね。コロナもまだ続くでしょうし、ロシアとウクライナの戦争も続くし。まぁ、多分いくら予想しようとしても未来なんてわからんというのが正解なんでしょう。なら自分であれこれ考えつつやりたいことをやっていくのが正解なのかななんて思ってます。

 

とにもかくにも1年間多くの人にお世話になりました。このブログを見てくれている人はぶっちゃけとても少なくなりましたが、それでも時々来てくださる方々には感謝の気持ちしかございません。来年もゆるゆるとしたペースでブログは書いていくつもりですので、時々覗いてやってください。

 

皆さんにとって2023年がいい一年になることを願っております。今年のブログ更新はこれで最後です。それでは良いお年を!!

やりたいことを考えたり見つけたい時に役立つ本を2冊紹介!

30代後半の日雇い労働者兼無職みたいな人間ではありますが、まだ人生諦めてはいないという厄介な状態でしてね(笑)平均寿命まで生きるとしてもまだ40年以上はあるし、さすがにその期間虚無モードでやり過ごすのは辛すぎる。だったらまぁ、やりたいことやって死のうじゃないかという思いに至りまして、最近改めて「自分は何がやりたいんだろうか?」と考えるようになりました。

 

で、今回はそんな僕と同じく「やりたいこと見つけたい」とか「自分のやりたいことって何だっけ?」というやりたいこと迷子になっている人に、参考になりそうな本を2冊紹介したいと思います。僕も現在進行形で本に書かれていることを実践中なので、実際やってみた感想なんかも含めて紹介していきたいと思います。

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